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ネイバーズ東十条 ゆぴさん vol.4|ソーシャルアパートメントのデメリットを住民目線で挙げてみた

入居者さんからソーシャルアパートメントでの体験をお届けしてもらう寄稿コーナー。今回はネイバーズ東十条にお住まいの「ゆぴ」さんのコラムです。

・・・

ソーシャルアパートメント、もちろんメリットだけじゃない

今日は、住民目線でソーシャルアパートメントのデメリットをあげていこうと思います。

ソーシャルアパートメントは、基本的には住み心地が良くていい場所です。(だからこそ、人見知りなわたしでも住めている)

・普段出会えないような人と出会える
・住民の趣味に巻き込まれて趣味が増える
・ワークライフバランスが整う

…など、さまざまなメリットがある一方で、もちろんデメリットだって存在します。

ソーシャルアパートメントサイドからデメリットを発信するってあまりないと思うけど、わたしはあくまで住人のひとりなので(笑)ありのままをお伝えしようと思います!

1.家賃の割に部屋が狭い!

最初からぶっちゃけちゃう(笑)。ソーシャルアパートメントは、共用部が充実しているし、ハウスキーパーさんが入ってくれるので、いつでも清潔に保たれてる〜!…けど、そこにお金が使われているためか、最初は家賃に対して部屋が狭いことにびっくりするかと思います。

「シェアハウス」って家賃が安いイメージがあるけど、ここはソーシャルアパートメント。綺麗に清掃されていたり、備品が揃えられていたり、システムやルールが整えられたりと、みんなが快適に過ごせるところにお金が使われているんだと思います(多分)。

なので、「◯万円ならこのぐらいの部屋だろう」と、一般的な賃貸の相場で部屋を見てはいけない。これは鉄則。

▼ミニマリストのわたしですらこの狭さ
https://www.social-apartment.com/lifestyle/detail/240627column.yupi2

2.誘い誘われ、結果プライベートがなくなる

共用部で過ごしていると「今度◯◯の会があるんだけど」「◯◯の誕生日会来れる?」などのお誘い(誘惑)がたくさんあります。何なら、仕事をしようと思って共用部にやってきたのに、気付けばみんなとガッツリ会話をしてしまって深夜に…なんてことも。

わたしも引っ越してきたばかりのころは、「とにかくできるだけソーシャルアパートメントの人と関わろう!」と思って、夜な夜な飲んでいたのですが、結果プライベートが終了しました。

▲大量のLINEグループ

楽しいがゆえに、ダラダラと時間を過ごしてしまう。誘われたら行きたくなってしまう。しかしその結果、「最近ソーシャルアパートメントの人としか会ってない」という人もチラホラ。自分の時間は死守しないとあっという間に消えてしまうんだな、と実感したのはソーシャルアパートメントに引っ越してきてからです。

何に時間を使いたいのか、誰と過ごしたいのかを改めて考えるタイミングが絶対にあるはず。

3.ひとりでいたい日に、ひとりでいられない

わたしは人見知り隠キャなので、誰にも会わずにひとりで過ごしたい日もあります。部屋に引きこもっていればいいのですが、それでも誰にも会わずに過ごせた日は少ないです。

食料を調達しに外に出るとき、エレベーターのなかで鉢合わせることもあるし、洗濯をするために行ったランドリールームでバッタリすることもあるし、キッチンに行かなきゃ料理はできないし…で、何かしらを共有しているので、誰にも会わずに過ごすのは難しい!

しかも、こちらもテンションを上げる元気もないので「あ…お疲れ様です」と塩対応してしまって、それもまたちょっとへこむ。ひとりでのんびり過ごしたい人には、微妙に向いていない環境かもしれません。

4.自分のペースで料理や洗濯ができない

ソーシャルアパートメントのキッチンやランドリールームは広々としています。ネイバーズ東十条の場合、キッチンが5台、洗濯機が8台あるので空いているときは快適に使えるけど、1番使いたい時間帯は混雑しすぎて使えません!(笑)

特に、洗濯機は一度洗濯したら乾燥までやってしまいたいので、一回の洗濯に3時間ほどかかる。…となると、永遠に空かないのよね…。ランドリーバッグを持って降りてきても結局洗濯ができず、共用部で待機している人の多いこと。

最近ではもう洗濯することを諦めて、コインランドリーを使っている人もいます。運営さん、何とかして〜!

5.更新手続きがラクすぎて何年も居座ってしまう

ネイバーズは「ネイバーランド(ネバーランドを掛けている)」と言われるほど、長く住んでいる人が多いです。「2年で出るつもりが、気付けば4年いた」とか。いかんせん更新手数料が安く、手続きもスマホで5分ぐらいでできちゃうので、引っ越しをするよりも「このままでいいか」と思ってしまいがち。

ここで落とし穴となるのが、ソーシャルアパートメントの居心地の良さです。ほとんど全員が結婚もしていないし、パートナーもいないので、ある意味「みんながいるから寂しくない」状態になってしまい、日々の過ごし方もライフステージが変わらないままアラサーに。

久しぶりに大学の同級生に会ったら、まるで自分だけ時が止まっているようだった…なんて恐ろしいことにもなりかねません。ご利用は計画的に。

・・・

そんなこんなで、さまざまなデメリットはあれど、1番は「ちゃんと自分の生活は自分でコントロールしようね!」ってことだと思います。

次回、「ソーシャルアパートメントのイベント編」に続く。

(執筆:いしかわゆき 撮影:松間継史)

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