【フロムネイバーズ】ネイバーズ本八幡で刺激を受け、夢に向かって踏み出した女性にお話を聞きました!
「もっとソーシャルアパートメントのリアルをお届けしたい」という思いから、現在実際に住んでいるSA入居者さんライターになってもらい、リアルタイムで起きていることやコミュニティの様子を取材・レポートしていただく【フロムネイバーズ】。
ネイバーズ本八幡のライターさんからはこんな記事が届きましたよ!
こんにちは。ネイバーズ本八幡のてぃーさんがお届けします。
当物件は最大48部屋の中規模ではありますが住人は海外から日本にやってきた方や特殊なお仕事をされている方も多く、個性派メンバーが揃っています。
6月に卒業した篠崎愛さん(25)は2015年10月にオープンしたネイバーズ本八幡の初期メンバーで、当時は都内の一般企業の営業職として勤務していましたが、長年の夢だった青年海外協力隊に応募、合格して現在は派遣先である東アフリカ・ウガンダ共和国にて任務にあたっています。
そんな篠崎さんにウガンダへの出発前に、ネイバーズ本八幡の思い出、学んだことや刺激を受けたことについてお話を伺いました。
―学生時代は大学で国際文化学を学んでいた篠崎さんですがいつ頃から青年海外協力隊に興味を持ったのでしょうか。
篠崎さん:元々、大学時代から国際協力には興味があったものの自分が、発展途上国に行くことは思ってもいませんでした。
ですがネイバーズ本八幡での生活を通してたくさんの人に出会って、自分の価値観が変わりました。ここに来てから「行ってみたい」と強く思うようになりました。
―考えが変化したきっかけはありますか。
篠崎さん:前から興味はあったけど『自分には無理だろう』と思っていました。ですが住人のなかでバイオテクノロジーを扱う企業に勤めている方や実際にNGOのボランティアに参加してアフリカで活動していた方など、海外で活躍している人の話を聞いて、『自分にもできるかもしれない。挑戦してみたい』と思うようになりました。
とくにNGOに参加されていた人の紹介でアフリカで任務にあたっていた女性の方と知り合えたことは大きかったです。
その方の話を聞くうちに自分自身が発展途上国で暮らすというハードルが下がり、具体的なイメージをつかむこともできました。
2016年の6月に応募を決意してそこから半年間準備に費やして試験を受けました。
―ネイバーズ本八幡に住んで得たものはありますか。
篠崎さん:たくさんありますよ。
ラウンジに降りて住人と交流してみると、社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業(社会的企業)で働く方、開発コンサルタントとして世界とつながる方、マスコミで働く方、あと昼間はアルバイトをしながら夜はDJ見習いとして夢を追いかける方など、ひとりひとりとの関わりのなかで多くの発見がありました。
他にも本をたくさん読んでいる人に刺激を受けて自分も本を読んでみようかなと思った結果、視野を広げることができましたね。
今年の6月に退去して以降は、9月まで訓練所での長期合宿に参加していたのですが、その際は知らない人と一緒でも割と抵抗なく暮らすことができました。
―訓練所ではネイバーズ本八幡での生活を思い出すこともありましたか。
篠崎さん:辛いときはよく思い出したりしましたね(笑)。ここではどうやって人との関係性をつくっていったかな、とか、やはりちょっと違う部分もあったけど・・・。
ネイバーズ本八幡ではラウンジに行けば、みんなが悩み事を聞いてくれたりしていたので、訓練所ではそのあたたかさを思い出して、『戻りたいな』と懐かしく思うこともありました。
―そもそもネイバーズでの生活を始める際に不安はありましたか。また暮らす中で印象に残ったことはなんですか。
篠崎さん:初めはどんなひとがいるのか、友達ができるか不安でした。でも徐々に周囲とも打ち解けて、タコスパーティーを自ら企画したり、女子メンバーで浅草に初詣に行ったりとたくさん思い出を作れました。
あとは江戸川が近いため、早朝ランニングを数人でしたりと1人ではできない趣味も見つけることができましたね。
ただ、住人同士の距離が近いことでコミュニケーションの取り方では考えさせられることも少なくありませんでしたし勉強になりました。
―ちなみにネイバーズ本八幡での一番の思い出はなんでしょう。
篠崎さん:自分の誕生日を2回も盛大に祝ってくれたことですね。
夜遅かったのにサプライズでみんながシアタールームで待っていてくれたり、宝探しゲームをしながらプレゼントをもらったりと、本当に忘れられない誕生日になりました。
―2年間の任期を終えてからのやりたいことはありますか。
篠崎さん:日本に帰ってきたら、まずはみんなに会いたいです。
私は2年間日本にいない間にもネイバーズ本八幡のみんなはいろんな分野で頑張っていると思うので自分の成長もみせたいし、変わったみんなに会うこともとても楽しみです。
ネイバーズ本八幡にはいろいろな夢や特技を持つ人、転職活動を頑張っている人、仕事に役立つような勉強を頑張っている人、目標をもって進んでいるたくさんの人と知り合うことができました。
そんな姿を間近で見ることが刺激にもなりましたし、みんなとの会話のなかで自分がなにをしたいのか、改めて知ることができました。
住人のみんなから「愛ちゃん、愛ちゃん」と呼ばれて人気者だった篠崎さんはパーティーなどを企画してみんなを盛り上げていた一方で、青年海外協力隊の試験のために一生懸命、国際問題やビジネスについて勉強をしていた姿が印象的でした。
ウガンダでは現地の稲作農家の方の収入向上支援を行っていくそうです。海を超えても篠崎さんの持ち前の笑顔は周囲の人を明るい気持ちにしてくれるでしょう。
篠崎さんありがとうございました!
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