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ネイバーズ東十条 ゆぴさん vol.2|ソーシャルアパートメントに必要な家具・家電は?私の部屋、全部見せます
COLUMN
ネイバーズ東十条 ゆぴさん vol.2|ソーシャルアパートメントに必要な家具・家電は?私の部屋、全部見せます
入居者さんからソーシャルアパートメントでの体験をお届けしてもらう寄稿コーナー。今回はネイバーズ東十条にお住まいの「ゆぴ」さんのコラムです。 主な家具はベッドと冷蔵庫、ライト。ミニマリスト女子の部屋 ▲引越し初日。「セミダブル買っちゃったけど入るかな!?」と不安になったけど杞憂でした 今日は、ソーシャルアパートメントに引っ越すに当たって、揃えた家具・家電、アイテムなどを紹介するよ。詳しい家具・家電リストも付けたのでぜひ参考にしてみてね〜。 まずはざっくりとお部屋を紹介! ▲リビング ▲右手がクローゼット、右手扉がトイレ、左手扉がお風呂 ▲トイレ ▲バスルーム ちなみに私の部屋は1ルーム14.74㎡。バス・トイレ別で湯船のあるお部屋。管理費込みで94,500円。水道・光熱費別の1年プランだよ。 もともと「生きていくのにそんなにモノはいらないよなぁ」と思っていたわたし。引越し業者は使わず、実家からトランクとリュックを抱えて電車で引っ越してきた。 ソーシャルアパートメントって家具家電がもともと備わっているイメージがあるけど、それは一部の部屋だけで、しかも人気なのですぐに埋まっちゃったりもするのよね。 なので、ゼロから家具を揃える前提で考えていた。最初に揃えたのは、ベッド・冷蔵庫・シーリングライト。電子レンジなどは共用部にあるし、デスクまで買ってしまうと部屋に籠ってしまいそうなので、あえて揃えない方向でいくことにした。 まず、ベッドで絶対にオススメなのはセミダブル! ソファ代わりに腰掛けられるし、友人が泊まりに来ても一緒に眠れるし、QOLが爆上がりした。 お布団はオールシーズン対応のものにして、冬は電気毛布だけで十分あたたかく過ごせたよ。 冷蔵庫は共用部にもあるので、最悪なくても大丈夫だけど、月に1度清掃が入ったときに私物を回収されてしまうので、自分のお部屋にひとつあると便利。 シーリングライトは、ちょっと奮発してプロジェクター付きのシーリングライトを購入。お部屋で映画やYouTubeを大画面で観るの、夢だったのよ。 電気ケトルは共用部にもあるけど、部屋でお茶やスープが飲みたかったので購入した。ひとつあるとやっぱり便利。毎日のように使っている! そして、ちょっとした作業に使っているのがローテーブル。仕事をしたり、お昼ごはんを食べたりと、意外と大活躍している。 ▲たためるのも良き 【家具・家電リスト】 ・ベッド:ニトリ セミダブル 脚付きボンネルコイルマットレス ・シーツ:ニトリ 温度調整ベッドパッド ・布団:ニトリ 温度調整 掛け布団 ・毛布:広電 電気毛布 CWN142G-HKK ・枕:ニトリ 温度調整 ホテルスタイル枕 ・冷蔵庫:ヤマダ電機オリジナル冷蔵庫 90L(中古購入) ・シーリングライト:popIn Aladdin 2 Plus ・電気ケトル:バルミューダ ザ・ポット  ・テーブル:良木久印 愛媛檜 ローテーブル  リビングにあるアイテム:最小限に留めてスッキリ見せる 共有部には無線WI-Fiがあるけど、お部屋のWI-Fiは自分でルーターを買って有線で繋ぐ必要があるのでルーターも必要。わたしはWi-Fiルーターを床に置くのが嫌なので、コンセントに直差しできるルーターにした。 そして、クローゼットはめちゃくちゃ狭いのですべて吊り下げ収納に。私が持っている衣類はこんな感じ。 ・下着3セット ・靴下3セット ・パジャマ2セット ・ワンピース10枚 ・運動着1セット ・サウナセット(サウナハット・タオル・水着) ・バッグ3つ(リュック・トート・お呼ばれ用バッグ) 下着が3セットしかないので、3日に1度はお洗濯してるけど、あまり溜めすぎても邪魔だし、ドラム式洗濯機にぶち込むだけなのでいいかな、と…(笑)。共用部でリラックスして過ごしたい人は、ジャージや部屋着があると便利だよ。 あと、ソーシャルアパートメントでは、お部屋に洗濯機がないので、ダイソーで購入した、こちらの洗濯ネット兼バッグが大活躍してる。お風呂の目の前にあるトイレのドアにぶら下げて、洗濯物を入れてるよ。ネットごと洗濯できちゃうのも嬉しい! 洗剤は、ランドリールームに私物を置いていると回収されてしまうので、ジェルボールがオススメ。先ほどのバッグにポォン!と入れてランドリールームに向かってる。 部屋の掃除に関しては、掃除機は買わずにドライ&ウェットのワイパーを使ってるよ! 【リビングのアイテムリスト】 ・Wi-Fiルーター:TP-Link AC1200 ・カーテン:ニトリ 遮光1級・保温・遮熱・遮音カーテン(幅100cm×丈210cm×2枚) ・フローリングワイパー:ニトリ フローリングワイパー 4点セット ・ハンディワイパー:ウェーブ ハンディワイパー ・ハンディワイパースタンド:tower ハンディワイパースタンド ・ハンガー:MAWAハンガー  ・ランドリーバッグ:ダイソー 洗濯ネット(細目、メッシュバッグ型) ・ジェルボールケース:ダイソー 収納ケース 洗面台のアイテム:浮かせて収納が鉄則! 水回りは基本モノを置くとヌメるので、コップと歯ブラシは浮かせて収納。ソープボトルも浮かせる。ボトルはスタンダードプロダクツで300円だった。安い〜! 洗面台のドアにはドライヤーとヘアアイロンを掛けて収納。 もうひとつのドアには、ダイソーで買ったフックを使ってゴミ袋をかけている。あまり溜め込まずに捨てる、がモットー。ゴミ箱は不要! 洗面台下は収納スペースになっているので、日用品やストックなどを置いている。 洗面台の鏡のなかは収納スペースになっているので、ここにスキンケアアイテムやサプリなどを収納している。(ここだけ全然ミニマリストじゃなくてごめんよ。肌は命なので) 【洗面台のアイテムリスト】 ・歯ブラシスタンド:HEMAUTAG 歯ブラシスタンド ホルダー ・ソープホルダー:山崎実業 フィルムフック ディスペンサーホルダー ・ソープボトル:スタンダードプロダクツ ソープディスペンサー ・ドライヤースタンド:tower ドライヤー&ヘアーアイロンスタンド ・ドライヤー:ReFa DRYER SMART ホワイト ・ヘアアイロン:絹女 ヘアアイロン ストレート ・ゴミ袋ホルダー:ダイソー 扉に付けるゴミ袋ホルダー ・収納ボックス:無印良品 再生ポリプロピレン入りファイルボックス お風呂のアイテム:備え付けの棚は全部取ろう お風呂にある備え付けの棚は、ヌメるのですべて取り、吊り下げ収納へ。水捌けがよく、カビが生えないのでとてもラクだよ! 排水溝カバーもヌメるので、ダイソーの「くるくるゴミガード」に変更。真ん中に髪の毛が集まるので、摘んでポイできる。 足拭きマットは埃がたまるので、お風呂を出るときにタオルで足裏を拭くスタイルへ。いかに掃除の工数を減らすかが肝である。 ちなみに洗剤はスプレーボトルに入れて、お風呂、洗面台、トイレ、すべてで使えるようにしているよ。 【お風呂のアイテムリスト】 ・バスケット:tower バスルームマルチバスケット ・排水溝カバー:ダイソー くるくるゴミガード お風呂の排水口 ・スポンジ:ダイソー 引っ掛けられるバススポンジ ・洗剤スプレーボトル:スタンダートプロダクツ スプレーボトル トイレのアイテム:備え付けの棚は全部取ろう トイレ棚上収納が付いていたので、ここにトイレットペーパーやトイレシート、タオルなどを収納している。 ちなみにバスタオルは使っておらず、すべてフェイスタオルで代用。意外と全身しっかり拭けるし、頭にも巻けるのでちょうど良い! 【トイレのアイテムリスト】 ・トイレブラシ:ジョンソン スクラビングバブル 流せる トイレブラシ ・トイレブラシスタンド:tower 流せるトイレブラシスタンド プレート ・トイレシートケース:無印良品 ポリプロピレンウェットシートケース ・タオル:タオル研究所 フェイスタオル #003(5枚) どう? なかなかミニマムに生きてるんじゃね???(笑)ソーシャルアパートメントによっては水回りがないところもあると思うので、もっと少なく過ごせるのかも。 コンパクトな部屋だからこそ、できる限りモノを減らして広々と使うの、とてもオススメだし、ソーシャルアパートメントの引越しを機会に本当に自分が生きるために必要なモノは何なのか、考えさせられた。わたしは今の自分のお部屋が大好きだ〜! 次回、「ソーシャルアパートメントで馴染むために頑張る編」に続く。 (執筆・撮影:いしかわゆき) <関連記事> 【寄稿】ネイバーズ東十条 ゆぴ さん | vol.1 限界アラサー、ソーシャルアパートメントに入居する [コラム]
2024/06/27
365日一緒に過ごすからこそ、心から信頼できる人に出会えた。趣味で繋がる“狭く深い”関係性
INTERVIEW
365日一緒に過ごすからこそ、心から信頼できる人に出会えた。趣味で繋がる“狭く深い”関係性
プライベートな時間を大切にしながら、自分のペースで人との交流が楽しめるのが魅力のソーシャルアパートメント。 首都圏を中心に50棟ほど展開し、20代~30代の世代から人気を集める交流型の賃貸マンションです。 今回は東十条駅から徒歩4分のソーシャルアパートメント「ネイバーズ東十条」に入居して2年を迎える”まっちゃん”にインタビューを実施。 「趣味で繋がれる」ことに魅力を感じ、いつかは100人規模の場所に住んでみたいと思っていたまっちゃん。ソーシャルアパートメントで過ごした2年間を振り返ってもらいました。 趣味のシェアで見つけた、新しい自分。 ーはじめに、まっちゃんがソーシャルアパートメントに住もうと思ったきっかけを教えてください。 まっちゃん: もともと就職をしたタイミングでシェアハウスに住んでいたことがあったんですよ。最初は小さな6人規模のシェアハウス。そこから20人規模のところにも住んでみて、すごく良かったので、「人生で一度は100人規模のシェアハウスに住んでみたい」とずっと思っていました。 6人だと家族みたいで、1日のうちに全員に会うのが当たり前。20人だと15人はよく会うけど、そのなかで本当に仲が良いのは5人ぐらいだったりする。じゃあ、100人規模になったらどうなるんだろう、と純粋に興味がありました。 ーシェアハウスのどんなところを気に入っていたんですか? まっちゃん: 趣味をシェアすることで自分の好きなことが増えたり、新しい自分を見つけられるのが楽しかったんですよね。 たとえば、お菓子作りが得意な人から、「クッキーは切るように混ぜるんだよ」と教えてもらったり、キャンプの達人からキャンプの楽しみ方や、オススメのキャンプ場を教えてもらったり。 実際に住民から教えてもらったことでキャンプが大好きになって、今度は自分がキャンプの楽しさを知ってもらうためにみんなをキャンプに連れて行くようになりました。 オペラ歌手やYouTuber、和太鼓をやっている人など、これまで自分と関わってこなかったような人たちがたくさんいたので、いろんなことを教えてもらいましたね。ふらっと共有スペースに行って、気軽にジョインできるのが良かったんです。 100人規模の住まいだからこそ、“狭く深く”の関係性へ ー実際に100人規模のソーシャルアパートメント、ネイバーズ東十条で2年間暮らしてみてどうですか? まっちゃん: そこにいるだけで繋がれるのがソーシャルアパートメントの強みなので、できるだけ同じ空気を共有できるように、毎日共用スペースにいましたね。ごはんを食べるのも、仕事をするのも、YouTubeを見るのも共用スペース。 「仕事やばいな〜」と思いながらパソコンに向かっていたら、すぐそばに同じ境遇の人が絶対にいて(笑)。「終わったら飲もうぜ」なんて約束してコンビニに走ったり、そんなところから生まれる関係性もありました。 ー暮らしのなかに、ちょっとした出会いがあるんですね。 まっちゃん: あとは、目が合ったら話して趣味を聞くようにしていました。趣味を共有すると、同じ趣味を持っている人を繋げてくれるんです。 とにかく趣味に明け暮れた2年間でした。釣りをしたり、キャンプをしたり、船を貸し切って、「大きい魚を釣った人は夜の宴会代は無料!」みたいなイベントを開催したり。 自分の趣味にみんなを巻き込めるし、巻き込まれるし、ずっと趣味で繋がっていけるのが本当にいいところだと思います。卒業していった人とも未だに釣りに行くんですよ。 ▲ソーシャルアパートメントのみんなで船を貸切! ーまっちゃんは趣味を通して人と繋がってきたんですね。100人という多くの人たちと過ごすなかで、何か変化はありましたか? まっちゃん: 自分が本当にやりたいこと、一緒にいたいと思う人に時間を使うようになりました。 これまでシェアハウスでの人間関係は広く浅くでやってきたけれど、100人いるとさすがにインプットが多すぎてパンクしちゃう。だから、自然と取捨選択をして狭く深く付き合うようになっていきました。 毎日のようにイベントがあって、たくさんの人がいるからこそ、自分にとって本当に好きなことや、好きな人が誰なのかを気付かせてくれた。 たくさんの人と繋がれたのも嬉しいけど、自分にとっては一生ものの親友ができたこと、そしてこれから一緒に暮らしていく人ができたことがすごく大きいですね。 1番変わったのは恋愛観。心から信頼できる関係性が生まれた ーまっちゃんはソーシャルアパートメントでパートナーと出会ったんですよね。 まっちゃん: そうなんです。釣りが好きなことをソーシャルアパートメント内で公言していたら、「1級船舶免許を持っていて、釣り好きな女性がいるよ」と教えてもらって。一緒にキャンプをしたことがきっかけで仲良くなりました。 今は、毎週のように予定を合わせて夜中の2時から外房や国府津に行ったり、本気で釣りを楽しんでいます。 ▲パートナーと一緒に八丈島に釣りへ!こちらは110センチの超高級オナガダイ  ー素敵! 趣味で繋がれる、ソーシャルアパートメントならではの出会いですね。 まっちゃん: そうですね。ソーシャルアパートメントで暮らしたことで、恋愛観も大きく変わりました。 もともとは、結婚したくないと思っていたんですよ。 社会人の恋愛って、コミュニケーション量が少なくなりがちだと思うんです。仕事があるから会えるのは大体週末だけど、週に1度会うだけでは、強く信頼できるほどその人を深く知ることができない。それもあって、結婚をしたいと思えるようなパートナーには巡り会えてなかったんです。 それが、ソーシャルアパートメントだと、どんなに忙しくても毎日必ず会うことができる。通常は月に4日、年間48日ほどしか会えないところを、365日会えるわけなので、それだけ相手を知ることができます。 それに、その人を多角的に見ることができるのも大きかったです。パートナーが友だちと話す姿や仕事をしている姿を見ることってあまりないと思うけれど、ここではいろんな姿を見ることができるんですよね。 ソーシャルアパートメントは、普通のカップルが数年かけて構築する信頼関係を、1〜2ヶ月で作れる場所なんだと思います。 ー同じ建物内にいるので、普通の出会い方ともまた違いますよね。 まっちゃん: そうですね。最初から半同棲のような感じで始まるので、心から信頼できる関係性が作れると思います。 もちろんうまく行くかは自分の頑張り次第だと思うけど、とにかくいろんな人と関わっていくのは大事だと思いますね。 ネイバーズ東十条を経て、東十条で新しい生活をスタート ー今、ソーシャルアパートメントではどんなふうに過ごしているんですか? まっちゃん: 僕は在宅勤務なので、朝からコワーキングスペースで仕事をしています。昼は時間が合えばパートナーとごはんを作って食べて、仕事をして、また夜になったらパートナーとごはんを作る。ネイバーズ東十条はキッチンが充実しているので、キーマカレーやおでん、痛風鍋など、いろんなものを作りましたね。 でも、実は入居してから1年ほどはずっと外食してたんですよ。 ーえ! 意外です。 まっちゃん: …というのも、以前別のシェアハウスに住んでいたときも自炊をしていたので、「オススメのお店を教えてよ!」と聞かれても答えられなかったのがもどかしくて。 だから、次に引っ越しをしたら、自分の住んでいる地域にある飲食店は全部行こうと決めていたんです。せっかく住むのだからその地域のことも知りたいな、って。 そこで出会ったのが、居酒屋「わたるべ」です。店長が釣り好きで、通い詰めるうちに一緒に釣りに行くぐらいの仲になったんですよ。 それで、彼が元気なうちは気軽に遊びに行ける距離に住みたいなと思って…ネイバーズ東十条を出たら、「わたるべ」から徒歩5分圏内の場所にパートナーと暮らす予定です。 ▲居酒屋「わたるべ」 ー!! 東十条から東十条へ…! まっちゃん: おもしろいですよね(笑)。本当にすべてソーシャルアパートメントを起点に生まれた縁だと思います。 ー地域とも密接に関わってきた、まっちゃんならではの選択ですね。最後に、ソーシャルアパートメント入居を考えている方に、メッセージがあればお願いします! まっちゃん: 大切な人たちがたくさんできる場所です。向いているか向いていないかは、住んでみないとわからないと思うから、いったん住んでみるといいんじゃないかな。 それから、もし趣味があるのなら開示してほしいです。自分の趣味に巻き込みたい人も、巻き込まれたい人もたくさんいると思うので! ーこれからも東十条での暮らし、楽しんでくださいね。本日はありがとうございました! (取材・執筆:いしかわゆき、撮影:松間継史)
2024/06/19
【Social Good Neighbors】ジョギング×ゴミ拾い|プロギングイベントを開催しました !
EVENT
【Social Good Neighbors】ジョギング×ゴミ拾い|プロギングイベントを開催しました !
ソーシャルアパートメントを通して、世の中に良いことを少しずつ、”みんなで一緒に楽しく”始めてみようというところからスタートした「Social Good Neighbors」プロジェクト。 今年3月にオープンしたばかりのホテル「HOTEL GRAPHY 渋谷」にて、五月晴れが気持ち良かった先日の日曜日、朝活イベントとしてプロギングを開催しました。 プロギングとはプロギング(plogging)はジョギングしながらゴミを拾う新しいフィットネスです。スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を合わせた造語です。スウェーデン人アスリートのエリック・アルストロム氏(Erik Ahlström)が自己ベストではなくゴミ拾いに専念したランニングとして2016年に始めました。その活動は瞬く間に世界中に広がり、今や世界100ヶ国以上で楽しまれる一大ブームとなっています。引用元:プロギングジャパン https://plogging.jp/?mode=grp&gid=2559718&sort=n 当日は、ソーシャルアパートメントの入居者を中心に、HOTEL GRAPHY渋谷のゲストを交えた30名弱のメンバーが、2つのコースに分かれて渋谷〜恵比寿〜代官山エリアの約3〜4kmの距離を、ジョギングしながらゴミ拾いしました。 普段ゴミがあまりなさそうな道も、立ち止まって歩道の垣根の中を覗いてみると、コンビニで買ったであろうホットフードやお弁当、お菓子のゴミ、ペットボトルやお酒の缶が出てきました。 なかでも多かったのが煙草のフィルターや箱。渋谷区の喫煙ルールでは、定められた喫煙所以外での路上喫煙は禁止されていますので、喫煙者の方々は今一度ルールのご確認を! “ジョギングしながらゴミ拾い”と言いつつ、ゴミ拾いに熱中するとペースを保つことが難しく、ゴミを拾ったり走ったり、そして入居者同士、ホテルゲストや地域の方々とも交流しながら、ジョギングだったら30分程度の距離をしっかり1時間かけて帰ってきました。 持ち帰ったゴミの重さを測ると2チームで合計約8㎏! ジョギングしながら良い汗を流し、ホテルの併設レストラン「GRAPHIC Grill & Bar」特製のスムージで乾杯して、喉を潤しました。 参加した方々からは「朝から運動して、交流して、良いことをして、健康的なスムージーも飲める最高のイベント!」「ゴミ拾いや運動を通して観光客としては関われない日本の方々と交流することができた。また日本に来たい!」などといった声が寄せられました。 「Social Good Neighbors プロジェクト」は“みんなと楽しく”一歩踏み出すことで、個人の意識向上、その先のソーシャルグッドな行動や活動に対するハードルが下がることを意図しています。 プロギング以外にもソーシャルアパートメントのある地域のゴミ拾いを行っていますが、ゴミを拾う自分たちの意識も、その姿を目にする地域の方々の意識も変わったら良いなという思いで活動を進めています。 今後はさらに多くの地域の方々やホテルゲストとの交流も視野に入れ、様々な活動を展開していきます。
2024/06/11
ソーシャルアパートメント入居者がオリジナルの洋服を1から制作!アパレル企業×ソーシャルアパートメント 第2弾に向けたトークセッションを開催!
EVENT
ソーシャルアパートメント入居者がオリジナルの洋服を1から制作!アパレル企業×ソーシャルアパートメント 第2弾に向けたトークセッションを開催!
4月20日(土)The Millennials 渋谷にて、昨年スタートした「ルームウェア商品開発プロジェクト」第2弾の開催に伴い、ソーシャルアパートメント入居者向けにトークセッションが行われました。 本プロジェクトは、アパレルメーカー「TARROW TOKYO」と「ソーシャルアパートメント」の入居者がコラボし、ルームウェアの企画から開発・販売までトータルプロデュースするもの。実は、モデルやカメラマンまで自分達で行うなど、クリエイティビティに富んだ企画となっています。当日は、前回のプロジェクトで「ラウンジウェア」※1を制作したネイバーズ上北沢のメンバーにご登壇いただき、ECサイトなどのオンライン上ではなかなか伝わらない、こだわりが詰まった開発の裏話など溝呂木さん(TARROW TOKYO)と上北沢メンバーそれぞれの視点からお聞きしました。 トーク後は、ひょんなことから用意することが決まったTARO TOKYO ONIGIRI※2 の登場も(詳細については後述…)。今回は【ソーシャルアパートメント × TARROW TOKYO × TARO TOKYO ONIGIRI】 という、まさに衣食住のコラボ!様々な形でライフスタイルを提供してきたグローバルエージェンツらしいイベントになりました。 それでは早速、当日の様子をレポートしていきます! ※1 【TARROW TOKYO ONLINE】昨年度制作した商品:LOUNGE WEAR ※2 都内を中心に「米」「塩」「海苔」を追求したオリジナル具材のおにぎりを提供するフードブランド まずは、初めて知った方に向けてざっと概要をおさらい。 アパレルブランド「TARROW TOKYO」について TARROW TOKYOは服作りのプロが「本当にいい服を届けられているのだろうか?」という疑問から「売るための服作り」ではなく、自分たちが着たいと思える本当に上質な「着るための服」を適正な価格で販売するためにできたOEM発のオリジナルブランド。 大量消費される服ではなく、長く大切にされる服を増やすことが本当のサステナビリティであると考え、多くの人が着用しやすいシンプルなデザインとシルエットにこだわり、服作りを行っています。 公式サイト: https://tarrowtokyo.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/tarrow.tokyo/ 第1弾の様子 TARROW TOKYOは、シンプルでベーシックな商品を展開しながらも、遊び心を加えた商品を開発したいと考えていたところ、一人暮らしに加えて住人間の交流を楽しめる住居形態であるソーシャルアパートメントに興味を持ち、グローバルエージェンツと協議したところ、入居者を活用した商品開発を行うことに。 ソーシャルアパートメント入居者に向けてプロジェクトメンバーを募集したところ、16チーム、76名の募集があり、その中でネイバーズ上北沢の入居者を中心としたチームが選ばれました。 ソーシャルアパートメント入居者には、部屋着とラウンジなどの共用スペースで着るような外着との境界線に悩むという課題があり、その課題を解決するようなルームウェアの開発を進めることとなりました。半年後の商品化を目指し、2023年3月からプロジェクトがスタートしています。販売後、完売&追加生産が決まるなどの大きな反響がありました。 詳細は下記サイトからご覧いただけます。 >【入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.1~3 [コラム]】 トークスタート! 約1年ぶりに対面した溝呂木さんとネイバーズ上北沢メンバーの皆さん。最初は照れくさそうにしながらも、当時を思い出すにつれ、段々とトークに熱がこもっていくところが印象的でした。 市川(PR事業部) 最初、どんな風に進めていきたいと思っていましたか? 溝呂木さん TARROW TOKYOはOEMの新規事業として2022年に始まり、ブランド運営のノウハウが全くない状態からのスタートでした。皆さんの知識や知恵をお借りしながら一緒にやっていきたいなという思いがありました。実際にSNSは上北沢メンバーが主体でやってくださいました。 ネイバーズ上北沢メンバー 最初はTシャツを作れたらいいな位の気持ちだったのですが、タロウさんが「トップスでもボトムスでも、なんでもいいですよ」っていうスタンスだったのに驚きました。 ネイバーズ上北沢メンバー お話させていただく中でタロウの真っ直ぐな思いや実際に工場に行かれた際の思いを聞き、感動しました。例えば洋服の過度な廃棄をなくしていきたいなど、タロウさんの社会に対する思いに素直に共感しました。最初は「社会」という大きな枠で問題を捉えてしまっていたのですが…私たちは一緒に暮らしている人間です。隣で暮らす人の顔が見えるっていうところが強みでもある。それで、私達は「半径3メートル以内の人が笑顔になれる」ものづくりをコンセプトに据えました。まずは、身近に暮らす人に届ける。それが連鎖して隣の人、他の物件で暮らす人にも届いていくといいなというところが出発点になりました。 市川 ソーシャルアパートメントの中でしかできないことにアプローチしたんですね。 タロウのブランドコンセプトや私達の強みや特徴とはなんだろうと自問自答した上北沢メンバー。 そこで、ソーシャルアパートメントの特徴に目をつけました。ソーシャルアパートメントは様々な価値観を持った不特定多数の人と一緒に生活をすることで、自分にはなかった考え方を知るきっかけが多く転がっているユニークな場所。住人と積極的にコミュニケーションを取り、ブレストやMTGを重ねていく中で、普段何気なく生活しているからこそ感じている悩みを互いに共有することができたと言います。そこから見えてきたものを形にすることが、私達のできることだと感じたそうです。 上北沢の皆さんは、自らでアイデアを出しあい、ソーシャルアパートメント独自の告知のデザインやSNS運用を打診。SNSを通して、「身近に暮らす人」に向けて、作り手の人となりや様子、制作過程をアップしていきました。 ▲等身大の言葉で、プロジェクトやラウンジウェアの魅力を伝えようとしているネイバーズ上北沢メンバー ▲イベント参加者にも実際に手に取ってもらい、素材や細かな特徴を体感してもらう 溝呂木さん 僕はどちらかというとPR側にいた人間なので、現場についてはこのプロジェクトを通して学ぶことも多かったんです。今回のコラボを通して、改めて服作りが楽しいと感じました。 筆者が一番驚いたのは、上北沢メンバーのコミット力です。実際にお話を聞くまでは、あくまでもブランド主体でソーシャルアパートメント入居者はサポート的な立ち位置だと思っていましたが、想像以上に相互的な関係を築きながら対等にものづくりをしていてたことを知り、その両者の姿勢に感銘を受けました。 また、現在ではTARROW TOKYOのアイコン的存在となっている「タロウくん」ですが、一時期は企業内ではキャラクターの使用を控えようとする動きもあったそうです。本プロジェクトが始動し、上北沢メンバーが可愛い!といいラウンジウェアに採用したことをヒントに新たな光が当てられ、商品のみならず、タロウくんのステッカー作成など積極的な利用が行われるようになったとの驚きの裏話も! 第2弾の募集にあたって 前回の募集時はタロウにとっても初めての機会。オーディション形式を取り、数回に渡るアンケートの実施も行いながら手探りの状態で進めていった様子をお話してくださいました。 【プロジェクトの流れ】 ①ブレスト 実際にどんなテーマで作っていくか、どんなものを作るかなどの意見交換を行う。 ②MTG+生地選び 大枠決まったら、サンプルを作るまでの必要な情報(生地の選定など)を整理。 ③1stサンプルチェック サンプルを着て生活してみる。着心地や選択の形状変化を実験。 ④サイズの調整 展開するカラーや編地の選定、サイズなどの調整を行います。 ⑤完成 溝呂木さん タロウではスムーズにいけば3~4ヶ月位で1着を制作しますが、今回はひとつひとつをかなりこだわったので8ヶ月以上かかりました。時間を掛けた分、他の商品より反響がありましたね。 ネイバーズ上北沢メンバー ソーシャルアパートメントでは、どの物件でも共用の乾燥機付きランドリーが設置されていますが、バルコニーの設置のない物件では乾燥機が必須です。「洗うことがストレスにならない」ことにもこだわり、サンプルは2週間くらい着て洗ってを繰り返して形状変化を見てみました。ポケットも生活してみて障害が出たら調整して、サイズの寸法はミリ単位で調整しました。 溝呂木さん (通常は1~2着ですが)結局3~4着くらいサンプル上げましたよね。その分、最終的に仕上がったときには納得感がありました。 市川 ネイバーズ上北沢メンバーの熱量の結果ですよね。今回の募集も6ヶ月くらいで案内する予定ですが、実際の期間は少し変動する可能性も考慮したほうが良さそうですね。 自分自身が着たいと思えるか。それにまっすぐ向き合った結果、現在でもワードローブに必ず登場する大切な1着が出来上がったと皆さん大変満足そうな笑顔を見せてくださいました! ネイバーズ上北沢メンバー 参加してめちゃくちゃ良かったです。仕事帰りで正直疲れていることもあったけど、みんなとだから頑張れました!夜にラウンジに集まって意見交換した時間は、確実に私達の中を深めてくれました。ひとりで何かを作るには、まずは沢山のお金を貯めたりコネクションを作ったりする必要があるけど、ソーシャルアパートメントに入居したからこそ得られた貴重な経験でした。挑戦すること自体はタダなので、少しでも興味があるならやるべきです!とってもおすすめです! トークセッション後は「TARO TOKYO ONIGIRI」を食べながらラフにお喋りタイム 参加者は他物件の入居者との交流も兼ねて、各テーブルを自由に移動しながら自由に会話を楽しんでいました。序盤でも触れたTARO TOKYO ONIGIRI はこちら! 蛇足にはなりますが…本プロジェクトを今回のイベントで初めて知った筆者が「タロートーキョー」=「おにぎりのイベント」と勘違いした結果、提供が決まったという背景がありました(笑)。 ▲真剣におにぎりを選ぶ上北沢メンバーの皆さん。「残り物には福がある」とは言え、好きなものはやっぱり早いもの勝ち! ▲参加したソーシャルアパートメントの入居者同士で交流。トークセッションの感想はもちろん、洋服の話で盛り上がったり、この場で応募するメンバーを集めたりなど、様々な交流が見られました。 ▲左・参加者の質問に丁寧かつ真摯に答える溝呂木さん。 / 右・昨年度のプロジェクトメンバーには、プロジェクト期間中の物件内での様子など、ソーシャルアパートメント入居者らしい質問も飛び交っていました。 無事イベント終了! TARROW TOKYOやネイバーズ上北沢の皆さんの「良いものを貴方に届けたい」という真っ直ぐな心と、「つい誰かに教えたくなる」ような遊び心溢れるもの作りは、筆者をはじめイベント参加者の皆さんに伝わったはず!皆さんどこか名残惜しそうに、会場を後にされていたのでした。 ▲トークイベントにご参加いただいた20名近くの入居者の皆さん、ありがとうございました。是非、プロジェクトへのご参加もお待ちしております! ▲「思い出に1枚良いですか?」とパシャリ。とっても仲の良いネイバーズ上北沢メンバーとTARROW TOKYOの溝呂木さん。トーク中のチームワークもバッチリでした!ご登壇ありがとうございました! (取材・文・撮影:山田)
2024/06/05
物件への愛が溢れたネイバーズ江坂のWelcome Partyの様子をお届け
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物件への愛が溢れたネイバーズ江坂のWelcome Partyの様子をお届け
2023年10月に開業した関西エリアのソーシャルアパートメント5棟目のネイバーズ江坂。開業から半年が経ち、また春の引っ越しシーズンでさらにたくさんの仲間が増えました。そこで、オープニングメンバーから新規入居者までネイバーズ江坂の入居者のみなさんと、日頃物件を綺麗にしてくれているハウスキーパーさんも一緒に物件を知りながら交流できるWelcome Partyを開催しました。   Welcome Party企画のきっかけ ソーシャルアパートメントに入居する方は、交流や新しいきっかけを求めて「人生で1度はこうした暮らしを経験してみたい!」と一歩を踏み出す方が多いです。そして暮らし始めるとたくさんの新しい人との出会いがあります。自己紹介をして生活に慣れてくればラウンジに降りて一緒に料理をしたり、テレビをみたりと交流が生まれ顔なじみの仲間が増えていきますが、最初は”正直人見知りなんです、、””ラウンジに行ってみたけど緊張してすぐに部屋に戻ってしまった”なんて方も実は多いんです。また入居が長くなると、いつもの仲良しメンバーはできたけど、少し新鮮さにかけてラウンジより自室に居る時間が増えた…という方も。 そこで、最近入居した人には物件の住人を知る機会に、物件オープン時からいる住人には新しい出会いを楽しむきっかけになってほしいという思いで企画がスタートしました。 ネイバーズ江坂のラウンジスペースでWelcome Party が開催! ▲左・当日は少し緊張しながら参加してくれた方もお酒を持参して120%楽しむ意気込みの方まで / 右上・好きなドーナツを選ぶ入居者さん 4月20日土曜日、ネイバーズ江坂のラウンジに住人が集まりWelcome Partyがスタート。お菓子や飲み物を用意しつつ、ミスタードーナツをたくさん用意してみました。実はネイバーズ江坂のある吹田市は、有名なミスドミュージアムがあるんです! How to Live in NEIGHBORS ESAKA みんなで乾杯をしたら1つ目の交流コンテンツ”How to Live in NEIGHBORS ESAKA”がスタート。ソーシャルアパートメントのルールに関してまだまだ知らない事や、中には勘違いしていた?なんてことも多いという入居者さんの声を元に、実際の生活に関連したクイズをチーム戦で行いました。 ▲「共用部の家電や食器を自分の部屋に持ち帰っても使用しても良い?」「ふきんの正しい使い方は?」など生活に関するクイズ ▲勘違いしてました!部屋に持って帰ってしまったマグカップを返します!など正直な声も飛んできたり… また住人からの事前アンケートの回答を元に「ラウンジをよく利用する時間帯」「1番好きな座席はどこ?」など”住人あるある”クイズにも挑戦してもらいました。 同じ物件に暮らしていても生活スタイルは様々なので、この時間帯にラウンジに行けばみんなに会えるんだ!など今後の交流のきっかけに! ▲獲得ポイントが同率で最後はじゃんけん大会に。シンプルなじゃんけん大会も賞品がかかると大白熱! ソーシャルアパートメントにとって大きな存在のハウスキーパーさん そしてクイズの最後にはハウスキーパーさんから入居者さんに挨拶の時間。 ネイバーズ江坂のハウスキーパーさん: ネイバーズ江坂をきっかけにソーシャルアパートメントを知り、今どきで新しい暮らしが楽しそうだなと興味をもち働きはじめましたが、毎日とても楽しく勤務できていて感謝しています。そして私は江坂が大好きです! 仕事をしながらもみなさんと挨拶を交わしたり、コミュニケーションがとれることも楽しいです。またソーシャルアパートメント独自のルールや共用部ならではの気づかいが必要なこともあるかと思いますが、お互いに譲り合ったり、協力しながら生活したりしている姿をみて、本当に良い人たちばかりなことに関心しています。 勝手ながらみなさんのお母さんのような気持ちにもなっています。ハウスキーパーと入居者さんで立場は異なりますが、ネイバーズ江坂が好きな気持ちは一緒なので、いつまでもオープンした当時のような綺麗な物件を維持できたらと思っています。改めていつも綺麗に使ってくれて、マナーを守ってくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。 というお言葉をいただき、温かいハウスキーパーさんの愛の言葉に「泣きそうになりました」という声も… ▲挨拶中のハウスキーパーさん 一人暮らし+αのソーシャルアパートメントは、大きなラウンジやワークスペースが特徴の1つですが、清掃を入居者でするのはちょっと大変…。そのためソーシャルアパートメントでは週4~6日の頻度で物件を綺麗にしてくれるハウスキーパーさんがいます。清掃というと外部の清掃員を雇うと思われがちですが、ソーシャルアパートメントのハウスキーパーさんは当社の社員なんです。そのため、働くハウスキーパーさんも皆さんがソーシャルアパートメントに魅力を感じて入居を決めたのと同じく、ソーシャルアパートメントの暮らしに共感し、ここで働きたいと志望して勤務してくれています。 日常の仕事は、ラウンジやキッチンから水回りまで、各自のお部屋以外の共用部と呼ばれるエリアを清掃すること。またソーシャルアパートメントルールに基づき忘れ物や放置物の回収もハウスキーパーさんの仕事です。 過去にシェアハウスを経験したことのある方からは、いつも物件が綺麗なことに感動しました。という声もいただく程、心地よい空間の維持に欠かせないハウスキーパーさん達が物件を支えてくれています。 入居者同士とは違い”お母さんのような存在”であるハウスキーパーさん。ここに暮らす人と、快適に過ごせる環境を作る人。互いに”いつもありがとう”の気持ちがあるからこそ、マナーを守り、次に使う人が気持ちよく使えるように、ハウスキーパーさんに迷惑をかけないようにと自然に生まれる思いやりの気持ちがネイバーズ江坂をつくっています。 共通点から交流のきっかけに しばらくの談笑を楽しんだあとはチーム替えをして共通点探しゲーム!制限時間5分間でチーム全員の共通点を見つけて書き出していきます。意外な共通点の発覚であちこちで笑いが起きて大盛り上がり!優勝したチームはなんと20個以上の共通点を見つけていました。 ▲どんどんと共通点をみつけていきます ▲結果発表!同じ出身地や趣味、行ったことのある海外、中には今が楽しい!江坂が好き!という嬉しい共通点も ▲優勝チームに景品の贈呈と記念撮影 Welcome Partyが大盛況で終了! 楽しい時間もいよいよお開き。参加した方からは「いつもあまり話す機会がない方ともお話できて楽しかった」「ハウスキーパーさんが参加するイベント素敵!」「江坂がもっと好きになりました」「江坂に住んで良かった」など嬉しい声がたくさん届きました。 中には「次の休みに〇〇行こうよ!」など、早速次の約束をしている人たちの姿も。今回は運営している当社主催のイベントでしたが、多くは住人自らがイベントを企画していて、物件内外で楽しい時間を過ごしています。 ▲事前アンケートで集まった「入居者のみんなでしたいこと」 開業してから半年のネイバーズ江坂の団結力と物件に対する愛がとても強く感じた印象深いイベントでした。これからさらに新しいメンバーが増えることが楽しみですね!仲間思いで楽しい事が好きな入居者さんが多いネイバーズ江坂。明るくポジティブなエネルギーが溢れるネイバーズ江坂で新しい生活を始めてみませんか?気になる方はぜひお問い合わせください。 (取材・文・撮影:喜田)
2024/05/23
入居者が主催!総勢200人が参加した物件対抗フットサル大会
EVENT
入居者が主催!総勢200人が参加した物件対抗フットサル大会
現在首都圏を中心に50棟、約3,100室ある交流型賃貸マンションの「ソーシャルアパートメント」。 一般の一人暮らし用の賃貸物件とは異なり、「交流」を目的に入居される方が多いので、一緒にご飯を食べたり、旅行に行ったりと日々多種多様なイベントが行われているのも特徴です。 規模の大小はあれど、イベントのほとんどは入居者さんの有志によるもの。運営会社であるグローバルエージェンツ側で開催するイベントもありますが、企画から運営まで入居者さんの発信で行われていることの方が多いです。 今回は実際に入居者さんが主体となって開催された物件間交流イベント「SA(ソーシャルアパートメント)対抗フットサル大会の様子をレポートします。 清々しいほどの晴天に恵まれた、2024年4月6日。 この日行われたイベントは、「ネイバーズ武蔵中原」入居者さん主催の「SA(ソーシャルアパートメント)対抗フットサル大会」! なんと16ものソーシャルアパートメント物件から総勢200名が参加する大規模イベントになりました。普段からフットサルで交流のあった物件に声をかけたり、知り合いを通じて他の物件とつながり声をかけたりした結果、こんなにも多くの人が集まりました! 午前11時、コートには各チームのメンバーが続々と集まり、大会の幕が開けました。 参加チームは、各物件の入居者さんやOG・OBの方で成り立っていて、100世帯を超える大型物件からは2チームも出場する程の盛り上がり。ほかの物件との合同チームもあり、他物件の入居者とも早速、仲良くなっていました。 午後12時、各グループ4チームの予選リーグが始まりました。 上位2チームに入らなければ、決勝トーナメントに進めないため、各チーム1試合ごとに気合が入っていました。今回は、女性の出場も必須となっていたので男性だけでなく女性の参加者もたくさんいました。 出場している選手だけでなく、応援にも自然と力が入ります。 試合の間には、他チームの試合結果もしっかりチェック!各チーム、熱い思いで決勝トーナメントを目指します! 午後14時、見事予選ブロックを勝ち抜いた8チームが出そろいました。ここからは、負ければ終わりの真剣勝負、選手はもちろん、応援の熱もヒートアップ!コート内外からは観客たちの応援が飛び交い、会場は一体感と興奮に包まれました。 ゴールが決まれば、応援のメンバーと一緒になって喜びを分かち合う姿も! 準決勝は、FILMS和光・ネイバーズ東十条・ネイバーズ鷺沼・ワールドネイバーズ護国寺の4チーム。日常的にフットサルをしているメンバーもおり、どちらもレベルの高い試合になりました。 決勝戦は、準決勝を勝ち抜いたネイバーズ鷺沼とワールドネイバーズ護国寺の頂上決戦!準決勝・決勝は拮抗した戦いになり、ついにはPK戦へ!1本1本に、会場は大盛り上がり。 PK戦を制したのはワールドネイバーズ護国寺、見事16物件の頂点を勝ち取りました! 午後16時、大会終了後の閉会式では、大会の主催者から上位チームへ賞品の授与が行われました。 これにて 、「SA対抗フットサル大会」は大盛り上がりで幕を閉じました。 最後は参加チームごとの集合写真をご紹介します! ▲ワールドネイバーズ護国寺のみなさん ▲ネイバーズ東十条のみなさん ▲エントワイン浅草・ソーシャルアパートメント狛江のみなさん ▲ネイバーズ浮間公園のみなさん ▲ネイバーズ菊名・ネイバーズ二子玉川のみなさん ▲ネイバーズ上北沢のみなさん ▲ネイバーズ鷺沼のみなさん ▲FILMS和光のみなさん ▲ネイバーズ武蔵中原のみなさん ▲ネイバーズ渋谷神山町のみなさん ▲ワールドネイバーズ清澄白河のみなさん ▲ネイバーズ立川のみなさん ▲ソーシャルアパートメント宮前平のみなさん ▲ネイバーズ宮前平のみなさん 今回のフットサル大会をきっかけに、バスケやバレーなどほかのイベントも次々と有志により企画が始まりました。もちろん、スポーツだけでなく、音楽・映画・旅行など様々なイベントが今後も行われていくでしょう。こんなスポーツイベントも、多くの人との出会いも「SAに住んでいなければ経験できなかった」ことなのかもしれません。一人で暮らすよりも、新しい可能性があるかもしれない。そんな思いを持った方は、体験してみると、また新しい世界が広がると思います。 (取材、執筆:田口)
2024/05/15
ネイバーズ東十条 ゆぴさん vol.1|限界アラサー、ソーシャルアパートメントに入居する
COLUMN
ネイバーズ東十条 ゆぴさん vol.1|限界アラサー、ソーシャルアパートメントに入居する
入居者さんからソーシャルアパートメントでの体験をお届けしてもらう寄稿コーナー。今回はネイバーズ東十条にお住まいの「ゆぴ」さんのコラムです。 「このままじゃ私、子ども部屋おばさんになるのでは?」 このままじゃ私、ヤバくない? そんな気分になってきたのは、2ヶ月に渡るヨーロッパ周遊旅行も終わろうとしていた8月初旬のことだった。 同棲を解消し、彼氏と別れ、趣味に勤しんでいるアラサー実家暮らし女。「もはや何も失うものもないし、ヨーロッパに飛んでみますか!」と勢いで来たはいいものの、旅が終わりに近づくにつれて、「で、このあとどうするよ?」という想いがジワジワと胸を侵食してくる。 どうせ実家に帰ったところで、これまでと変わらぬ暮らしが待っているだけである。母の作るごはんを食べ、自動的に沸く風呂に入り、また母に干されたあたたかい布団のなかで眠りにつく。 そんな暮らしはとても満ち足りたものではあったけれど、なんと言うかこう、ものすごく停滞している感が拭えなかった。 そう、一歩も前に進んでいない気がしたのだ。 何ならこの暮らし、中高生のときもしていたよな? というデジャブ感。小学生のときに壁にベタベタと貼ってしまったポケモンシールを眺めながらキーボードを叩き、パジャマのまま家の中をブラついている自分の姿を洗面台の鏡越しに見てしまったときの絶望感。同じ場所に同じ人に同じライフスタイル。このままじゃ子ども部屋おばさん、通称“こどおば”になっちゃうんじゃないの?? なぜかヨーロッパにいながらにして突如そんな恐怖に襲われ、ポルトガルという美しい土地で一睡もできなくなった私は慌ててノートパソコンを開いた。 この状況を打破するには、無理矢理にでもこの心地よい暮らし、すなわち“コンフォートゾーン”を抜け出すしかない。そう思ったのである。 ひとりでも、誰かとでも。アラサーにぴったりな“ソーシャルアパートメント”という選択肢 さて、そんなこんなで居住地を変えたくはなってみたものの、私にはひとり暮らしをする元気が1ミリも残っていなかった。これまでの人生のなかで、ひとり暮らしや同棲、実家暮らしなどを経験した結果、ひとり暮らしが恐ろしく向いてなかったのである。 隙あらば部屋にこもりがちだし、床は足の踏み場がなくなるぐらい荒れ果てるし、その癖生活コストはかかりまくるし…。 そんな私が目をつけたのはシェアハウスである。以前から漠然と「一度は住んでみたいな」とは思っていた。でも、それと同時に「自分には向いていない」とたかを括っていた。なぜなら、私は人が好きじゃないからである。大人数も苦手だからである。 実際に若かりしころ、一度シェアハウス暮らしを経験し、大して友だちもできないうえに、壁越しに聞こえてくるLINEの「ピロリン!」に絶望して半年で退去したという実績がある。やばい無理かも。 …とは思いつつ、一縷の望みをかけて「シェアハウス 東京」と検索してみると、どうも最近ではプライベート空間をしっかり確保しつつ、自分のペースで人と交流することができるソーシャルアパートメントなるものがあるらしい。 ふむ。たしかにお値段はそこそこするけど、いろんな手間を考えれば、ひとり暮らしよりは安く済むかも…? ▲独自に調べ上げたデータ 本当は恵比寿に住みたかったけど、完全に予算をオーバーしたので「立地」「価格」「設備」「年齢層」を軸にして、ネイバーズ東十条を内見してみることにした。縁もゆかりもない土地ではあるが、総合的に見て非常にバランスが良いと感じた。 ネイバーズ東十条|東京都北区|シェアハウスよりもソーシャルアパートメントネイバーズ東十条(東京都北区東十条2丁目14-13)の物件詳細。住みやすい街と根強い人気を誇る北区、京浜東北線「東十条」駅 いかんせんポルトガル滞在中に引越しを決めたのでオンライン内見しかできなかったのだが、衝動で動くのも悪くない。こういうのは勢いが大事なのである。(多分) 2時間ほどの内見と説明会を終えて、私は直感的に「ここにしよう」と決めていた。 まず、平均年齢が29歳と落ち着いているところ。部屋に水回りが完備されていて、人と関わりたくないときは誰にも会わずにのんびりと過ごせるところ。さらに、私の部屋にはバスタブもあるので、本当に実質ひとり暮らしの部屋と変わらないようなものだ。そして、築年数が浅く、設備が綺麗なところ。 もうアラサーなので、別にみんなでキャッキャと騒ぎたいわけじゃない。仲間が欲しいわけでもない。ただ、実家を飛び出して新しいことがしたい。新しい人と関わりたい。新しい生活を始めたい。 そんなわけで、ポルトガルからエイッとメールを送り、契約を進めることにした。 賃貸に申し込むときの煩わしさがゼロすぎた ところでこのソーシャルアパートメント、DX化が非常に進んでいる。専用のIDとパスワードでマイページにログインすると、入居審査から契約手続き、初期費用の支払いまでがスムーズにできてしまう。あまりのスマートさに感動すら覚えた。 私はフリーランスということもあり、不動産屋にはトラウマがある。「ワンチャン通るかもしれません…」と言われて普通に落ちたこともあるし、ネットで見つけた物件がどれもタッチの差で取られてしまったこともあるし、書類を記入をするためだけに何度も足を運ぶのもダルいと思っていた。 それが、このソーシャルアパートメントでは、ネット上で収入証明書(最新の確定申告書)をペッと提出し、煩わしい契約まわりの説明も動画を観るだけでOKなので、秒で終わってしまった。すばらしい。すべての契約がこんな感じだったらいいのに〜。 結局、私がオフィスに伺ったのは、鍵を受け取りに行っただけだった。グローバルエージェンツ(運営会社)すげー!  1年間限定のソーシャルアパートメントライフ、始まる さて、こちらのソーシャルアパートメント。2年契約が1番お得なのだが、私は迷いに迷って1年契約にしておいた。大人数が苦手な私がシェアライフに耐えられるかどうかはまだ自信がないし、2年という年月は途方もなく長いように感じたからである。 いや冷静になげぇよ。果たしてそんなにここにステイできるのか自分よ。…と自問自答してみると、「とりあえず1年にしようぜ」という声が聞こえてきたのでそれに従ってみることにした。 とはいえ、更新はサクッとできるらしいので、とりあえず1年過ごしてみてから考えるのでも遅くないでしょう! それに私は、期間を定めてクイックに人生を変えていきたいと感じていた。 そんなにダラダラ〜と2年も過ごしていたら、おそらく永遠にここに居座ってしまいそうな気がする。早くもそんな居心地の良さがこの物件からは漂っている。 現に私は実家のことを「一時避難所」と考えていたのに、気付けば2年も居候してしまい、「アンタいつまでいんの?」と親に言わせてしまったというのもある。アラサーの時は秒で過ぎるんだぜ。 そんなわけで、1年限定のソーシャルアパートメントライフ、始まります。どうなる私。頑張れ私。負けるな私。 次回、「ソーシャルアパートメントの家具選び編」に続く。 (執筆:いしかわゆき、撮影:イノウエツバサ)
2024/05/08
「嘘みたいに人付き合いがラクになった」仕事中心から自分中心の暮らしへ。彼女がソーシャルアパートメントで“自分のペース”を取り戻すまで
INTERVIEW
「嘘みたいに人付き合いがラクになった」仕事中心から自分中心の暮らしへ。彼女がソーシャルアパートメントで“自分のペース”を取り戻すまで
プライベートな時間を大切にしながら、自分のペースで人との交流が楽しめるのが魅力のソーシャルアパートメント。 首都圏を中心に50件ほど展開し、20代~30代の世代から人気を集める交流型の賃貸物件です。 今回は東十条から徒歩5分の人気物件・「ネイバーズ東十条」に入居して1ヶ月のさおりさんにインタビューを実施。 ひとりでいると考え込んでしまうことや、仕事中心の生活を送ることに疲れてしまっていたというさおりさん。人との関わりを求めてソーシャルアパートメントの入居を決めた彼女に、入居前後に起こった変化などを聞いてみました。 自分のペースを取り戻すために必要だった「人との関わり」 ー本日はよろしくお願いします。まず、さおりさんのソーシャルアパートメント入居のきっかけを教えてください。 さおりさん: 率直に言えば、ひとり暮らしに疲れたことですね…(笑)。通算3年ほど頑張ってきましたが、そこで気付いたのが、私には人との関わりが必要だと言うこと。 …と言うのも、私はひとりでいると考え込んでしまったり、悩んでしまったりすることが多いので、悩みごとが発生するとうまく気分転換ができず、マイナスな想いを抱えたまま1日を過ごしてしまうんです。 さらに、在宅勤務なのも相まってお昼のタイミングを逃したり、プライベートより仕事を優先してしまったりと、メリハリのない状態が続いているのがすごく嫌でした。考え込む時間が長くなって、長期休暇を検討するところまで追い込まれるほどで。 そんなとき、実家に戻る選択肢もあまり考えられないなかで、「他の人と暮らしてみるのはどうなんだろう?」と思いついて、即行で内覧に申し込んで2週間で入居を決めました。 ーひとりだと考え込んでしまう癖があったんですね。ソーシャルアパートメントに入る前に描いていた理想の状態はありましたか? さおりさん: うーん、なんだろう。他の人の考え方に触れる回数を増やしたかった、というのが大きいかな。ひとり、部屋でぐるぐると考えるなかで、「自分の力だけで自分を変えるのは無理かも…」と思って。 ずっとひとりでいると、矢印が自分に向きすぎて、考え方がどんどん偏っていくんですよ。周囲の評価と自己評価が乖離して、自分を責めて落ち込んじゃったり。 だから、自分が思っていることと、人が思ってることをバランスよく見て、新しい物差しで物事を見てみたかったんです。 「他の人との接点を増やすことで、自分がいい方向に変わればいいな」と期待を込めてソーシャルアパートメントに入居しました。 コミュニケーションの数が増えて、取捨選択できる自分になった ー今は入居して1ヶ月ほどですが、実際に入ってみていかがですか? さおりさん: 誰かがいる環境に足を運ぶことで、思考をリセットすることが何よりも重要だったので、悩んだらすぐにラウンジに降りられる環境が本当にありがたいです。 ひとりでウジウジしている時間が減って、負の感情を引きずらなくなったことで、生活にメリハリが生まれました。パフォーマンスや行動量がグッと上がったのを感じますね! ーおお、すごくパワーを感じます…! さおりさん: 実は入居を決めたとき、周囲からはものすごく心配されていたんですよ。自分が求めているものはソーシャルアパートメントにあるけど、本来の性格や性質は繊細なのでソーシャルアパートメントに向いているとは言えない。そのギャップを目の当たりにしたときに対処できるのか、って。 でも、今は職場の人からも「最近、いい感じだね!」と言われるぐらいに、大きな変化が起こっています。自分でもびっくりです(笑)。 ー繊細な気質だと、人と関わることで疲れてしまうこともあるかと思うのですが、ソーシャルアパートメントではどのようなコミュニケーションをしているんですか? さおりさん: 人見知りなので、最初は緊張していたし、過剰に気を遣ってしまうところがありました。誘いも全部乗るようにしていましたし。 でも、今はそれを飛び越えて、「コミュニケーションを取捨選択しよう」と思えるようになりました。 そもそも体力がないし、飲み会も得意ではないし、集団で長い時間いることもあまり好きではないので、「嫌なものは嫌だな〜」と思って…(笑)。 なので、今は降りたくなったら降りて、仕事中に「もう無理! 頑張れない!」という状況に陥ったら、ラウンジで過ごしてリセットをするぐらい。それだけでも思考が切り替わるんですよね。「今日は気分じゃないな」と思ったらさっさと引き上げることもありますよ。 ーひとり暮らしのときに比べて、本当に自分のペースを取り戻している感じがしますね。 さおりさん: 最初は人と関わることを求めていたけど、ソーシャルアパートメントにいるからと言って人と話すことに固執しなくてもいいや、って(笑)。どんどん周囲に合わせない自分になってきていますね。 それは多分、コミュニケーションの数が多いからです。暮らしとして続いていくものだからこそ、周囲に合わせるのに限界を感じるときが来る。そうすると、自然と無理のない付き合い方やライフスタイルを身につけていくんじゃないかな。 自分がこれまで気にしていたことが、気にする余裕がないぐらいの情報が入ってくるので、必然的に素の自分にならざるを得ないんですよね。 でも、ソーシャルアパートメントはそんな自分も受け入れてくれる。私はソーシャルアパートメントの“出入り自由感”が好きなんですよ。 ー“出入り自由感”? さおりさん: いつでも好きなときに混ざれて、帰りたいときは「おやすみ〜」って帰っていく感じ。 いろんな人が出入りするからこそ、メンバーや時期、イベントによってラウンジの雰囲気も変わるし、移り変わりが早いのもまた、過ごしやすいなと思います。絶対的なものがないのがいいですね。 “人生はn=1”という気付き。自分の価値観が変わる瞬間が増えた ーお話を聞いていると、自分らしくのびのびとソーシャルアパートメントを楽しんでいるように感じます。ソーシャルアパートメントのどんなところが、さおりさんを変えたのでしょう? さおりさん: “いろんな人がいる”と身をもって感じたことですね。ラウンジには、数人でワイワイとごはんを食べている人もいれば、黙々と仕事をしている人もいれば、ひとりで食器を片付けている人もいる。 社会では、「ごはんは3食食べるもの」「飲み会はみんなが参加するもの」という風潮がありますが、ここにいると、みんながやりたいことをやっていることに気付かされるんです。 違う価値観を持っている人が目の前にいるからこそ、自分が決めたルールは別に守らなくていいんだと思えたり、白黒はっきりつけなくてもいいと思えるようになりました。 ▲取材中にもみんな思い思いに過ごしているラウンジの様子 ーラウンジで過ごしているだけでも、さまざまな価値観を目の当たりにしたんですね。 さおりさん: そうですね。あとは、みんなの話に耳を傾けるのが好きなのですが、大きな転機となった言葉があって。それは、とある人がポロリとこぼした「人生はn=1だよね」という言葉です。 ー!! どういう意味を持つ言葉なんですか? さおりさん: これまで私には、「普通になれない」コンプレックスがあったのですが、その言葉を聞いて、「人は誰もが個別サンプルだから、平均値も中央値もない。つまり、“普通”なんて存在しないんだ」とハッとさせられて、嘘みたいに人付き合いが楽になったんです。 自分がいかに今まで実態のないものに対して頑張ってアプローチしてきたのか、自分のことを少数派と括って、他の人を遠ざけてきたのかに気付かされました。この言葉は、勝手に心の金言集に書き留めて、今でも大事にしています。 間接的なコミュニケーションからでも、本当に得るものが多いですね。ひとり暮らしのときに比べて、自分が“気付く”きっかけの回数が増えました。 「ソーシャルアパートメントは人生においていつでも入れる場所じゃない」 ー入居1ヶ月にして、早くも目標を達成してしまったさおりさんですが、今後やりたいことはありますか? さおりさん: 本当に(笑)。完全に自分のペースは取り戻せたので、ここからはあまり難しいことを考えず、直感で楽しんでいきたいですね。 まだ約束して何かをするのは得意じゃないし、引きこもる時期も来ると思うけど、最初にこれだけ考えが変わったのは大きいです。本当に引っ越してきて良かった! …ただ、私みたいに変身願望を持って入ってくるのはいいし、それが達成されていく感じもいいけど、ソーシャルアパートメントに万能薬的なものを求めるのは違うと思っていて。 私はもともと、ソーシャルアパートメントで暮らすことですべてが解決するとは思っていないんです。どう関わっていくか、過ごしていくか、それは自分のスタンスや努力次第だと感じます。ここでは前に進むための“補助輪”をゲットできるけど、漕ぐのはあくまで自分自身、ということは知っておいてほしいな。 ー最終的に自分を変えるのは自分だと。すごく本質的だと思います。最後に、ソーシャルアパートメント入居を考えている方に、メッセージがあればお願いします! さおりさん: そうだなぁ。エールを込めて、「あなたが悩んでいることは、きっとみんなも悩んでいることだよ」って言葉を贈りたい。 「変わりたいけど勇気がない」とか、「人と関わりたいけど自信がない」とか、「自分の時間がないと生きていけないけど寂しい」とかあなただけが思ってるかもしれないけど、みんなそうだからね!(笑) だから、あまり悩まずに入ってみてほしい。時間は有限だと思うし、ソーシャルアパートメントは人生においていつでも入れる場所じゃないと思うので! ー素敵なメッセージ、未来の入居者に届きますように。本日はありがとうございました! (取材・執筆:いしかわゆき、撮影:イノウエツバサ)
2024/04/26
実際どう?ソーシャルアパートメント経験者からのレビューまとめ
COLUMN
実際どう?ソーシャルアパートメント経験者からのレビューまとめ
「ソーシャルアパートメント」はプライベートを保ちつつ、交流も楽しめる新しい居住スタイル。従来型の個室に加えて、ラウンジやワークスペースなどの共用部のある、日常的に交流もできる住まいです。 そんなソーシャルアパートメントでの生活がどのようなものか、あまりイメージを持てない方も多いはず。そこで今回は、実際にソーシャルアパートメントで暮らした方からいただいたリアルなコメントをまとめました。 ソーシャルアパートメントの体験は人それぞれ。少しでも新しい発見に繋がると嬉しいです。 ////////////////////////////// より詳しく知りたい方へ… 「入居者インタビュー」の記事では、ソーシャルアパートメントに住んだきっかけやソーシャルアパートメントでの出来事、思い出などを、入居者に詳しくインタビューしています。ぜひこちらも併せて読んでみてください。 ▶【まとめ記事】ソーシャルアパートメント入居者インタビュー https://www.social-apartment.com/lifestyle/detail/221204 ////////////////////////////// 共用部、設備についてのコメント ソーシャルアパートメントの特徴のひとつである共用部。実際の利用シーンや、共用部を利用した感想などのコメントをご紹介します。 「ハード面をシェアできるのはとても便利でした。広いキッチンが使えるので、自炊をする時間が増えました。ハウスキーパーさんが清潔に保ってくれるので、OFFの日に掃除に時間をとられることがありません。また、普段は出会わないような方達(職業・年代・国籍)と話す機会があったのは、良い刺激になりました。共有部には気が向いた時だけ顔を出す程度でしたが、自分で関わり方を選べるのはSAの良いところだと思います。」(ソーシャルアパートメント花小金井 かほ さん) 「綺麗な共用部で楽しく生活できます。映画館は本当に普通の家では手に入らないので、楽しい生活になります。」(FILMS和光 * さん) 「今まで知りえなかった人と出会えることが最大のいいところです。私は自分の視野がとても広がり、この先もお付き合いしていきたい年代の違う友人ができました!また、キッチンが広く調理器具も揃っているため料理が楽しくなることと思います。朝の屋上ヨガもおすすめです。」(ソーシャルアパートメント恵比寿 Some guy さん) 「ラウンジが明るくて開放的なので、在宅期間もストレスなく仕事ができました!広々とした場所で仕事をしたい方にはぴったりだと思います!」(ネイバーズ武蔵中原 ぱんだぱんだ さん) 入居者さんの集まるラウンジのほか、広いキッチンや、仕事に集中できるワークラウンジはソーシャルアパートメントならではの共用部。屋上や映画館などは物件によって有無が異なるので、ご自身の趣味や生活スタイルに併せて物件を選ぶのも良さそうです。 入居者同士の交流についてのコメント ソーシャルアパートメントの醍醐味はなんといっても「交流」。やはり交流についてのコメントが多く、たくさんの入居者さんの印象に残っているようでした。 ソーシャルアパートメントではどのようなコミュニケーションがとられているのか、また、学校や職場以外での、バックグラウンドが様々な方との交流がもたらす変化についてコメントいただいています。中には交流のコツを伝えてくれるコメントも! 「日本にいながら留学経験かのように、海外勢とたくさんコミュニケーションできました!」(ワールドネイバーズ護国寺 Suchan さん) 「一度は経験してみるべきだと思います。社会人になって様々なバックグランドを持つ人たちとの共同生活は思っていたより得るものがたくさんありました。」(ワールドネイバーズ護国寺  ゆい さん) 「性別・年齢関係なく仲が良く、気がつくと輪ができている。自然と趣味や興味の幅が広がり、毎日がとても楽しかった。」(ソーシャルアパートメント大泉学園 mori さん) 「自分の周りにいないタイプの方と知り合う機会は大人になればなるほど少なくなりますが、SAではそれが叶います。家にいながら多様な人々と触れ合えるのが面白みです。ただし防音性が残念なので、リビングであろうと盛り上がっていると近くの部屋の方から苦情が入ります。いつでも賑やか楽しい、を想像しているとがっかりするかもしれません。」(ネイバーズ浮間公園 aida さん) 「タイミングにもよりますが、比較的住んでいる年齢層が近く、和光の住人は気さくな方が多かったので新参者でも打ち解けやすくしてくださり、たくさん良い思い出ができました!イベントをしたりみんなで旅行したりと、社会人になってから仕事や価値観も違う人たちと密な交流ができるとてもいい機会だなと思いました。一度は住んでみることをお勧めします!」(ソーシャルアパートメント和光 Tさん) 「年齢、性別、国籍を超えて交流できる場が毎日ここにあります。若ければ若いほどいろんな知識やスキルや考え方を身につけれるかと思います。 ラウンジに現れないと交流は生まれないので、積極性が大事です!!」(ターミナルズ高槻 ルル さん) 「30歳でソーシャルアパートメントに引っ越しましたが、想像とは違く、年齢や職業等の垣根はなく、幅広い交友関係を築くことができました。」(ソーシャルアパートメント宮前平 ksさん) 年齢や職業問わず、世帯規模を活かした幅広い交流ができるのが特徴。新しい趣味ができた!というお声もよくいただきます。コメントでもいただいているように、なるべく最初の1、2週間はラウンジやキッチンに顔を出すことをおすすめします。 「ソーシャルアパートメント」での暮らし方についてのコメント 「ソーシャルアパートメントは一人暮らしやシェアハウスとどう違うの?」という疑問を持つ方も多くいらっしゃいます。 そんな疑問のひとつの答えになるような、”ソーシャルアパートメントでの暮らし”にフォーカスされたコメントをご紹介します。 「Even if the rooms are a bit small, the idea of Social Apartment is that you won’t stay much in your room, you will go to the shared areas and make friends. The shared areas are very comfortable and stylish. If you have free time to enjoy the shared areas and socialize, Social Apartment is a great place for that.」(ソーシャルアパートメント恵比寿 Tutti Q.さん ) 「帰ってきた時に1人じゃないのは寂しくなくて良いです。専用部への動線的に他の人と適切な距離も保てるところが良いです。」(ネイバーズ浮間公園 べるさん) 「If you are a foreigner and can’t speak Japanese. i recommend staying in SA. They have good English staffs that can help you in your needs while living in Japan. It can be tough if you maneuver by yourself.」(ソーシャルアパートメント青葉台  Yukaiさん) 「長く住みましたが、入って後悔は1つもありません。だれかと暮らすって良いことだなと思いました。たくさんの友達ができたこと、ほんとうに宝物です。」(ネイバーズ立川 happa様) 「水回りの掃除不要な点が気に入りました仲のいい友達もできたし、毎日暇しないので、独身だったらお勧めします」(ソーシャルアパートメント船橋 ずみおさん) 「帰ってきた時にただいまと言える人がいる事、知り合った人が身近にいる安心感が一人暮らしとの大きな違いで魅力的だと思います。」(ソーシャルアパートメント狛江 兄さん さん) 「上京する人などには特におすすめです。すぐに友達ができます。」(ソーシャルアパートメント浦安 さ さん) 人と暮らすことの良さを再確認した、というようなコメントを複数いただきました。ルームシェアやシェアハウスはちょっとハードルが高い、、という方にも挑戦しやすい住まい方かと思います。 入居を検討されている方に向けたコメント 最後に、ソーシャルアパートメントを体験された方から、検討しているあなたへのメッセージです。 「社会人になって、家と会社の往復の日々にすこし飽きていませんか?シェアハウスときくと、おしゃれなイメージがあると思います。もちろんお家はおしゃれ、住んでいる人も素敵な人がたくさんいます。そして、みんなと日常をいっしょに過ごすことで、時に友人、時に家族のような温かい関係を築くことができました。わたしは素敵な結婚相手にも巡り会うことができて、本当に幸せです。SAで今までの生活にちょっとスパイスを加えて、人生を大きく変えてみませんか!」(ネイバーズ立川 あやまる さん) 「ソーシャルアパートメントでは、今までにない経験をすることができます。他の入居者さんと触れ合って自分を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。何か人生に行き詰まりを感じているなら、他の入居者さんと良好な関係を作ることで解決の糸口が見つかるでしょう。非常に多くの体験ができ、普通のマンションより経費が抑えられるので、住まない手はありませんよ!」(ネイバーズ立川 Kentaro さん ) 「【人生の中で一度は住まないともったいないと思う環境】SAに何を求めるかは人それぞれですが、私の場合は人との関わり、温かい日常でした。色んな悩みや苦労もあって苦しんでいた渦中にSAに引っ越すことになりそのおかげで人生がとても楽しく愉快になりました。それまでのコミュニティも大事にしつつ、今まで家に帰って特に何もなかって日常が、隣人とお喋りしたり、料理を楽しんだり、テレビや映画をみたり、今まで自分がやってこなかった趣味にも誘ってもらうなど世界が広がりました。なんだか毎日同じで退屈だな〜とか、ちょっと世界を広げてみたい。という人は飛び込んでみてはいかがでしょう?初期費用や退去の費用も普通の賃貸に比べれば格安なのでお試しで住むのも可能ですよ!」(ソーシャルアパートメント狛江 狛江の民 さん) 「職場と家の行き来だけ、コミュニティは学生時代の友だちだけでなんとなくつまらない…という人にはおすすめです。生活のなかで気軽に人と出会い、語り、価値観を広げるきっかけがたくさん転がっています。自分のペースを保ちながらも、世界を広げたいと思っている人はぜひ検討してみてください。」(FILMS和光 わたり さん) 「SAに6年間住みました!笑いあり、涙あり、家族や職場だけでない新たなコミュニティができて非常に楽しかったです!ぜひ住まわれる方は、自分の殻を破って、積極的にラウンジに行き交流してみてください♪最初の機会を逃すといつまでも交流できなくて、住んでるだけの人になってしまいますよー(笑)。また、趣味で繋がるのもおすすめです!自己紹介文を充実させておくと、他物件からも連絡が来たりします!私はゴルフ、謎解き、音楽のサークルに所属することができました♪」(GUNKAN東新宿 あーー さん) いかがでしたか? 物件によって、立地や世帯数、部屋の広さ、共用部などの違いはあるものの、「ソーシャルアパートメント」での生活・体験に関しては共通する部分もあるようです。 人によってソーシャルアパートメントでの生活や交流の仕方は様々で、暮らし方に正解はありません。自分なりのスタイルでソーシャルアパートメントでの暮らしを楽しんでいただければと思います。 参考:【第二弾】ソーシャルアパートメントに住んでる人ってこんな人!(交流・生活リズムなどについて) https://www.social-apartment.com/lifestyle/detail/infografic2  今回ご紹介したレビューはごく一部。各物件ページには、それぞれの物件へのレビューがまとまっています。ぜひそちらも検討の際の参考にご覧ください。
2024/04/05
入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.3
COLUMN
入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.3
アパレル企業のTARROW TOKYOとソーシャルアパートメントの入居者チームで開始した「ルームウェアプロジェクト」。ソーシャルアパートメントの入居者ならではの視点で商品を開発し、実際に販売することを目指して取り組んでいます。TARROW TOKYOのWebサイトにて公開されているコラムを数回に分けてお届けしていきます。 < 前回までの記事 > 入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.1 [コラム] 入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.2 [コラム] ファーストサンプルが出来上がり、ここから詳細を詰めて製品化まで進めていく細かい作業に入ります。 迷いに迷った色展開 展開する色を決めるにあたって、見本帳を見てもらうことに。よく見ないと違いがわからない色の違いも細かくチェックしていきます。 ネイバーズ上北沢チーム:見本の糸は生地になったとき、この通りの色になるんですか? タロウ:今見てもらっているのはあくまで糸を束ねたものなので、編み立てて生地にしたとき少し違って見える可能性はありますね… 確かに色はとても大切です。少しの違いでも印象が変わってしまうので、気になる色をいくつか厳選し、編み地(糸を編んで生地にしたもの)を作ることに。これをすることで、想定していた色と全然違った!みたいなことはおおよそ避けられます。実際に作った編み地がこちら。  実はこの時、ブランドタグもオリジナルで考えていたので、テストプリントしています。事前の調査で「リラックスできること」や、「着心地が良いこと」が重要視されていたので、敏感になりやすい首元はプリントにてブランドタグを印字することにしました。デザインはネイバーズとタロウのダブルネームだとわかるようにしています。 展開するサイズの決定 今回、大切なテーマのひとつに「半径3mに住む隣人たちが喜ぶ・求める服は”何か”を徹底的に突き詰めて洋服をつくる」というものがあります。ここに性別は関係ないので、男女とも選べるサイズ感で展開することを目指しました。 本来であれば、レディース/メンズそれぞれでサイズを用意するのが良いのですが、需要と共有のバランスを読み間違えると必ず余ってしまう在庫がでてきてしまう…。 本当に最後の最後まで悩み、サンプルもサードサンプルくらい作った末に、絞り出した答えはS/M/Lでサイズ展開をし、Sサイズをレディース仕様にするということでした。  どちらの生地がよいか ファーストサンプルは、柔らかくハリ感のある生地と、がっしりした高見えする強撚糸を使った生地の2つでつくっています。実際に両方のサンプルをチームの皆さんに預け、一定期間着用、洗濯をしてもらいどちらが良いか検証する期間を設けました。 それぞれ長所があるため悩みましたが、ここでも事前調査で出ていた「リラックスできること」や、「着心地が良いこと」を一番に考え、柔らかくハリ感のある生地を採用。 暮らしの質を今より少しだけ高めるディテール このラウンジウェアがあることで、暮らしの質が少しでも上がってほしい、そんな思いがあり細かいディテールにもこだわりました。 ディテールの要素としては ブランドタグのプリントV字ガゼット袖口のピスネーム などかなり細かくこだわっているのですが、質をあげる大切な要素として、この服にはポケットをつけています。  ポケットのサイズは、スマホや財布がストレスなく入ること。室内外で着用してほしい服なので、フラッとコンビニへ行くときやちょっとした外出時にはとても重宝します。ポケットは最初からマストで必要なものだとチームの皆さんから言われていました。  ついに完成!【TARROW×SOCIAL APARTMENT】LOUNGE WEAR いよいよ洋服が完成しました。費やした期間は約8ヶ月、タロウもネイバーズのメンバーにとっても凄い思い入れのある洋服に仕上がりました。 男女問わず使いやすい形で作りました。着丈から袖丈まで、何度も採寸・調整を繰り返して理想を追求。首後ろは従来のタロウであればブランドタグをつけていますが、今回はプリントでワンポイント。 袖丈は少し長めに、折り返すとタロウのイラストが現れます。 今回のコラボ企画で重要なワード”着心地”を担保するべく、伸縮性や柔らかさ、またシワのなりにくさを考慮し、ニットで生地を仕上げています。 部屋着としての着心地の良さを担保しつつ、外着としても使えるように財布やスマートフォンをいれられるポケットをあしらいとして加えています。 今回は企画からモデルまで洋服を発売する上で必要なことのほとんどをネイバーズ上北沢チームが協力してくれました。  どうやったら多くの人に良いと思ってもらえるかを話し合いながらそれぞれ工夫をして、撮影に臨んでくれました。商品ページにメンバーがモデルとして掲載されていますのでご覧ください。 【TARROW×SOCIAL APARTMENT】LOUNGE WEAR】公式ページ ネイバーズ上北沢 物件ページ < 関連記事 > 入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.1 [コラム] 入居者がアパレル企業と洋服を本気で作った話 vol.2 [コラム]  
2024/03/29