【FromWAVES】1300年の歴史あり。日本三大祭 神田祭レポート(前編)
こんにちは。グローバルエージェンツ営業部の菊地です。
【FromWAVES】は、わたしがイチ入居者として住む
ソーシャルアパートメント「 WAVES日本橋浜町 」(以下WAVES) の日常やWAVESが位置する浜町の魅力を発信するシリーズ。
今回は、浜町近辺で開催される2年に1度の大行事「神田祭」の様子をご紹介します。
わたしもWAVESのみなさんと一緒に参加しましたが、実際に参加したからこそ、お伝えできる魅力をお届けできればと思います。
神田祭とは
神田祭は1,300年近い歴史を誇り、京都の祇園祭、大阪の天神祭と並び、日本三大祭の一つとも言われているお祭りです。
千代田区の神田明神によって開催され、祭りの開催期間は1週間に及びます。
期間中は、 神田や日本橋、秋葉原、丸の内エリアに位置する108の氏子(うじこ)町会と呼ばれる町内会を中心に、地元企業やたくさんの観光客が一体となって初夏の江戸東京を盛り上げます。
もちろん、WAVESの位置する浜町周辺もそのひとつ。
祭りは2年に1度ということで、それぞれの氏子町会が神田祭に向け、数ヶ月以上に渡り準備を行いました。
わたしも町会の青年部として事前準備から参加させて頂き、神輿(みこし)や山車(だし)の準備、町内全体へ提灯(ちょうちん)の設置など参加させて頂きましたが、とにかく街の人たちの熱気がすごい!
2年に一度の一大行事ということで、準備の段階から街ぐるみで盛りあがりを見せていました。
神田祭当日の様子
わたしは、 神幸祭(しんこうさい)、神輿宮入(みこしみやいり)、連合渡御(れんごうとぎょ)という行事が行われた5月11日、12日に参加しています。この行事は、WAVESのある浜町エリアが特に賑わいをみせる行事です。
11日当日は、5月にも関わらず、暑いくらいの晴天。神輿の担ぎ手や町会のみなさんで活気に満ちています。
浜町周辺は昼過ぎからのスタート。
WAVESが位置する浜三西部も、お揃いの半纏(はんてん)を着て準備万端です。
まずは、小学生による子供神輿が出発!みんなで声を出しながら町内を練り歩きます。
余談ですが、子供神輿には毎年たくさんの子供たちが参加するそうで、人気の行事なんだとか。神輿を担ぎながら、地域の人たちと交流できることは、貴重な経験ですよね。
さて子供神輿を見送ったあと、この日の見どころである神幸祭が近づいてきました。
神幸祭とは、神田祭で主催する祭礼(さいれい)行列で、神輿をはじめとする様々な行列が神田から出発し、新御茶ノ水、東日本橋、浜町を通り、再び神田明神へ帰社する行列です。
わたしも色とりどりの装束に目を奪われながら、行列最後まで見届けました。
行列は、約30kmの道のりを朝の8時から夜の19時まで、約11時間掛けて歩かれるそう。なかなかの道のりです。
行列の周りには、地元の方や写真撮影をする海外の方など、たくさんの人が行列を見守ります。
今回わたしは初めて神幸祭を目にしましたが、行列そのものはもちろん、江戸の街を練り歩く行列が1,300年という長い間受け継がれているという事実に感動しました。
神幸祭の行列が過ぎ去ったころ、興奮冷めやらぬまま大人神輿が出発。
やはり大人神輿の迫力はすごい!100人以上の担ぎ手が参加していたそうです。
「セイヤ!セイヤ!」 と大きな声を出して、歩幅を合わせて、リズムも合わせて。声を出していると自然と一体感が生まれます。
約4時間かけてほぼ全ての行程を終え、浜町神社に戻ってきました。
この浜町神社に神輿が戻ってきたシーンが、わたしにとって一番心に残ったシーン。
日も暮れ、提灯の灯火によって幻想的な雰囲気の神社前にて、 「セイヤ!セイヤ!」 と声を掛け合いながら神輿を担ぎ続けます。どのくらい担いでいたか分からなくなるほど、担ぎ続ける街の皆さんの真剣な姿に心を打たれました。
この日初めてお会いする人がほとんどだったにも関わらず、一心不乱に神輿を担ぐなかで生まれた一体感や神輿の神聖さによる感覚は、これまでにない経験です。
この経験は、祭りに準備の段階から関わることによって得られた経験だと思うので、今後WAVESに入居される方にはぜひ参加頂きたいお祭りだと思っています。
さて11日の行程はこれにて終了。後編にて、12日に行われた連合渡御(とぎょ)の様子をご紹介したいと思います。
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