知っていると楽しくなるTERMINALS高槻のデザイン小ネタ集
2018年10月にオープンした大阪初のソーシャルアパートメント「TERMINALS高槻」。
オープンからわずか3ヶ月で満室となった関西の人気物件です。
そんなTERMINALS高槻は、商業施設などを手掛けるデザイナーの手によってデザインされており、たくさんの遊びゴコロや工夫が詰め込まれています。
こちらの記事では、TERMINALS高槻の内覧がより楽しくなる小ネタをご紹介したいと思います。
①キッチンのネオンサイン
キッチンにあるこちらのネオンサイン。
一体何が描かれているかというと、実はJRの路線図が描かれています。
左は、大阪方面から高槻までのJRの路線図。右は、京都方面から高槻までの路線図。
TERMINALS高槻のある高槻は、大阪と京都の中心なので、中心であることをネオンサインで表現したとのこと。
今回はJR西日本さんとの協業プロジェクトなので、JRの路線図で表現されています。
②ダイニングテーブル
ラウンジのダイニングテーブルは、実はダイニングテーブル兼卓球台。
ネットを付ければ卓球台に早変わり。
もちろんラケットも用意していますので、食後の運動にいかがでしょう。
③ワーキングスペースの数字に注目
ワーキングラウンジに入ると目に入るのが、数字の羅列。
この数字、実は円周率になっています。ただの数字の羅列では面白くないということで、発想された円周率。
気づいた方はいらっしゃるでしょうか。
④グラフィックは何を表現している?
ラウンジの天井や壁面に注目すると、インパクトのあるグラフィックが。
今回は、大阪初のソーシャルアパートメントということで、「大阪」に連想するイメージがふんだんに利用されています。
例えば、「道頓堀」や「太陽の塔」など、どんなイメージから抽出されているか、想像しながらグラフィックをお楽しみください。
⑤オリジナルロゴに込められた意味
新ブランドということで、発案された物件名「TERMINALS」。
TERMINALS(ターミナルズ)というブランド名は、始発点、終着点、分岐点を表すターミナルから着想を得て、人と人が交わり、人生が行き交う生活のプラットフォームであり、人との出会いを通して新たな行き先が見つかる場所であってほしい、という想いを込めています。
そんなTERMINALSのロゴ、よく見ると何かに見えてきませんか。
もちろんTERMINALSの「T」ですが、線路のレールにも見えますよね。TERMINALSの「T」をJRの線路にも見立てようというデザイナーさんの遊びゴコロでした。
⑥エントランスサイン
本物件のデザインコンセプトが、「CROSSING(クロッシング)」。デザイナーさんの言葉を引用すると、
「ソーシャルアパートメントの真髄であるラウンジ(共用部)を交差点の中心と位置づける。ここには多様な角度から様々な人が集う物理的な場所でもあるが、そこで交わされる営みはライフスタイルも交錯させる。この交差点には誰が何を持ち込んでもいい。ここで生まれるものに想いを馳せて生活する。ソーシャルアパートメントの醍醐味がここにあると考える。」
エントランス入ると必ず目に入るこのサインは、物件のシンボルとして、これからも光り輝き続けることでしょう。
⑦各階の階数表示
各階の階数表示のサイン。
よく見るとそれぞれ数字が重なっていることに気づくでしょう。
2階であれば、「2」のスタンプによって、階数表示が表現されています。
限られた予算の中で、いかにデザインするか、こんなところにもデザイナーさんの工夫と知恵が詰め込まれています。
いかがでしたか?
ソーシャルアパートメントのラウンジには、実はデザイナーさんの細かいこだわりが工夫がたくさん詰め込まれています。
「別に気付いてもらえなくてもいんですよ。皆さんにとって、快適に、そして安全に過ごせる空間であることが第一で、こだわりは二の次ですから」と、あくまで安全や快適さを一番に、そして遊びゴコロやたくさんの工夫で良質な空間を設計・デザインするデザイナーの方々には頭が上がりません。
ぜひ内覧の際に、そんなデザイナーさんの想いや遊びゴコロに思いを馳せながら、ご覧頂けたらと思います。
TERMINALS高槻:https://www.social-apartment.com/builds/view/56
(Text by UCHIYAMA)
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