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夢はカフェ開業!ハウスキーパーさんによるコーヒー飲み比べ体験会 | ネイバーズ本八幡 [イベントレポート]

ソーシャルアパートメントで行われるイベントを取材してその様子をお届けする【イベントレポート】。今回は千葉県市川市にあるネイバーズ本八幡で行われた、コーヒー飲み比べ体験会の様子をお届けします。

イベントといえば、ソーシャルアパートメントの住人さんが企画して開催する、ということはよくあることなのですが、今回はなんと物件内のお掃除や管理をしてくれている「ハウスキーパー」さんが企画してくれました!

ネイバーズ本八幡を担当するハウスキーパーの鈴木さんは、お仕事の傍ら専門学校に通い、コーヒーについて勉強をされているとのこと。住人さんと会話をする中でコーヒーが好きで熱心に話を聞いてくれる方も多く、今回住人さんの協力もありコーヒー飲み比べ体験会を実施することになりました。

コーヒーの個性を引き出す「ドリップコーヒー」

まずは基本のドリップコーヒーから。ドリップコーヒーは、コーヒー豆を挽いてお湯を注ぎ、お湯の重みだけで抽出する方法のことで、家庭でも簡単にできる最も簡単な淹れ方です。

▲スケールの上にドリッパー、サーバーを置きお湯を注ぐ、ハウスキーパーの鈴木さん。お湯を注ぐ量やタイマーで抽出スピードを確認しながら丁寧に注いでいく。

お湯を注ぐだけなので手軽な淹れ方ではあるのですが、豆の種類や焙煎度合いはもちろん、豆を挽く粗さやお湯の温度によっても味が変わってくるため、とても奥が深い淹れ方なのだそう。今回は浅煎りと深煎りで、精製過程の異なる2種類の豆を飲み比べすることができました。

▲左・割れ目が白いウォッシュドプロセスは、一般的な精製方法。しっかりとした酸味と均一な味わいを与えることが特徴。 / 右・割れ目まで黒くなるナチュラルプロセスは、昔ながらの精製方法。果肉がついたまま乾燥させることで、香りと味にはっきりとした個性が現れるのが特徴。

「実はコーヒーが苦手だったんです」と話す鈴木さん。一般的に出回っている深煎りで苦味のあるコーヒーがあまり得意ではなかったようなのですが、ひょんなことから高品質な浅煎りのコーヒーに出会い、苦味が少なく香り高さに驚きコーヒーの魅力に引き込まれていったのだそう。

▲鈴木さんのコーヒー談義に熱心に耳を傾ける入居者さんたち。

こだわりのエスプレッソマシンで仕上げる「カフェラテ」

ドリップコーヒーの次に用意いただいたのは、カフェラテ。カフェラテと聞くと、コーヒーショップで頼むとすぐに出てくるイメージですが、実は専用のマシンが必要だったり、作る工程がたくさんあったりと、自宅で飲もうとすると一筋縄ではいきません。今回は鈴木さんが、ご自身でお持ちのエスプレッソマシンを持参してくれました。

▲左・コーヒーショップに置いてあるものにも見劣りしない立派なエスプレッソマシン。ソーシャルアパートメントにも標準でエスプレッソマシンを用意しているものの、こちらは手動で抽出するタイミングを決められるため、より玄人向けのタイプ。 / 右・フォームミルクを注ぐ過程を使って、ラテアートをしていく。

エスプレッソ用により細かく挽くことができるグラインダーを使い、コーヒー粉を用意していきます。エスプレッソマシンにセットして、圧力をかけて抽出していきます。とろっとしたコーヒーが30mlくらいできあがりました。これにミルクを足したのがカフェラテ。

▲エスプレッソマシンを使ってフォームミルクを作っていく。

同じマシンで牛乳を用意してフォームミルクを作っていきます。コーヒーショップでよく耳にする、「キューキュー」という音はこのフォームミルクを作っている時の音らしい。このフォームミルクを作る加減も難しく、密度が濃い泡とスムーズな口当たりにするには、サーバーに手を当てて触れるくらいの熱さにして、艶感が出てくる頃が仕上げるコツなんだとか。

▲ラテアートに興味津々な入居者さんたち。いつかラテアートの講習会もできればな、と話す鈴木さん。

さらに鈴木さんはラテアートも披露してくれました!エスプレッソを入れたコーヒーマグに、ゆっくりとフォームミルクを注いでいき、入れる角度を調整しながら模様を描いていきます。

▲鈴木さん渾身のカフェラテ。まるでお店で出てくるカフェラテのよう!

ハートのラテアートができあがりました。鈴木さんのご家族が手作りしてくれたパウンドケーキと一緒にペアリングしてとても美味しくいただきました。

ウイスキーと作るカクテル「アイリッシュコーヒー」


最後の飲み比べは、コーヒーのカクテルである「アイリッシュコーヒー」。アイリッシュコーヒーは、アイルランドの水上飛行場にあったレストランで、冬場の乗客のために考案されたホットカクテルなんだとか。ホットコーヒーに砂糖と生クリーム、それからアイリッシュウイスキーを加えたもの。

▲左・アイリッシュコーヒーとペアリングのパウンドケーキ。 / 右・アイリッシュコーヒーを楽しむ入居者さん。

ウイスキーなのでアルコール度数は高めですが、生クリームの濃厚さと甘めな味付けのコーヒーで、ついつい飲み過ぎてしまいそう…。ソーシャルアパートメントのラウンジで、夜に映画をみながらゆったり楽しめるスタイルかもしれません。

コーヒー飲み比べ体験会は大成功

これにてコーヒー飲み比べは無事終了しました。鈴木さんからコーヒーについて様々なお話を聞きながら、2種類のドリップコーヒー、カフェラテ、アイリッシュコーヒーと飲み比べすることができました。入居者さんからは、「色んなコーヒーの種類を知れて良かった!」「少し苦手に感じていたコーヒーも好きな味を見つけられた」「ラテアートができるようになりたい!」などとても楽しまれていた様子でした。

▲様々なコーヒーを飲み比べ。コーヒーが苦手、という入居者さんも参加してくれましたが、鈴木さんのお話を聞きながら飲み比べることで、お気に入りのスタイルが見つかったようです。

ソーシャルアパートメントは、そこで暮らす人たち同志の思いもよらない出会いや多様性を大切にしていますが、朝起きてラウンジで最初に挨拶するのは、実はハウスキーパーさんだったりすることもあります。そんなハウスキーパーさんと入居者さんが会話する中でイベントにまで発展することが、とても素敵な交流だなと今回取材を通して感じました。こうした素敵なイベントが続いていくことを期待しています。

▲今回企画してれくた鈴木さん(写真中央)、そして参加してくれた入居者のみなさんとの一枚。

ネイバーズ本八幡
https://www.social-apartment.com/builds/chiba/ichikawa-shi/view/10

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