ワールドネイバーズカフェ護国寺で働くスタッフの想い | ワールドネイバーズ護国寺 [インタビュー]
こんにちは!ソーシャルアパートメント営業部の松本です。
“シェアハウス”と”一人暮らし”のいいとこ取りをした新しい居住スタイル「ソーシャルアパートメント」。
今回はその中でもカフェが併設になっているワールドネイバーズ護国寺の魅力をお伝えします!
ワールドネイバーズ護国寺は、毎月いただく賃料の中に15,000円分の「カフェ利用料金」が含まれていて、入居者さんは必ずと言っていいほど利用しているこちらのカフェ。これから入居を考えている方にも、どんなカフェなのか知ってもらえたらと思います。
今回はそのワールドネイバーズ護国寺の最大の魅力である「ワールドネイバーズカフェ」について、実際に働いているスタッフのインタビューを通していろいろと聞いてきました!
この記事では、ワールドネイバーズカフェで働く店長の中本さん、社員の下野さんにお話しをお伺いしてきました。
自分が働くことで貢献できるなら
ーー本日はインタビューにご協力いただきありがとうございます!まずはお二人の自己紹介からお願いします。
中本さん:はいっ!!じゃあ、私から!中本夕貴です。2015年の4月にアルバイトとして入社。もうすぐ店長になって4年くらい経ちます。だいぶ長いこといます(笑)。
スタッフみんなからは店長や中本さんみたいな硬い感じではなく、フランクに「ゆきさん!」って呼んでもらってます!
下野さん:下野幸太郎です。2018年4月にアルバイトとして入社し、2021年の10月から社員として勤務してます!今はキッチン業務をメインに行ってますが、元々はホールからスタートしました。
前職でもキッチンでやってたので、元々キッチンが得意なんですが、謎にホールのポジションで入りました(笑)。よろしくお願いします!
ーーお二人は何がきっかけでアルバイトとしてまず入社されたんですか?
下野さん:実は小学校から一緒の同級生がグローバルエージェンツで働いていて紹介してもらったのがきっかけです。ワールドネイバーズ護国寺のカフェで働くことになったのも、前職の経験を活かせることも考慮して、キッチンの一番広い護国寺なんじゃない?みたいな感じで決まりましたね。
中本さん:実は元々バンドマンとして活動していて、楽器とかにすごくお金がかかるから、当時は給料の良いアルバイトばかりやってました。
けど、バンドマンとしての活動をやめたころ、お金があまりかからなくなったこともあってそこまで稼ぎにこだわらなくてもいいかなと考えていた時に、一旦自分のやってみたいことをやってみよう!って思ったんです。
たまたまワールドネイバーズ護国寺の近くに住んでたんだけど、カフェがあることもソーシャルアパートメントがあることも知らなかったんですが、なんだか面白そうと思って面接を受けてみました。
実際に受かったのでアルバイトとして働いてみたら、「なんだここは?」って思うくらい楽しくて!1年くらいアルバイトしたら就職でもしようかなと思っていたんですが、気づいたら今でもお世話になってます。
ーー 二人ともアルバイトとして入社した中で、どうして社員として引き続き働いていこうと思ったんですか?
中本さん:私の場合は、アルバイトとして働き始めて3~4か月でリーダー的なポジションで働いてたのですが、前の店長が時短勤務で働いたことがきっかけで、それだと1人で管理するのは難しいって判断になったので、その時初めて「副店長」ポジションを作りましょうということになったんです。
それまで社員は1人しか店舗にはいなかったんですが、その時によかったら社員として働かない?とお話をいただいて、認めてもらえたような感じですごくうれしくなって、私で助けになるのなら!と思って社員になりました。
その時は副店長というポジションだったこともあって、好きなことをやらせてもらえていた時期でもありました。自分のやりたいことをたくさんやって、半年ほど勤務したタイミングで店長になりました。
下野さん:当時産休に入るスタッフがいたのですが、その時に「社員としてやってみない?」と声をかけてもらったのがきっかけでした。
元々独立とかも考えていて、お店の経営や内部の事情とかを知ることも勉強になりそうと考えたのと、純粋に自分が働くことで助けになるのなら!と思って社員になる話を受けました。
中本さん:実は、いま働いてくれている社員はみんな「自分が働くことで貢献できるなら!」という気持ちで社員になってくれているのです!
私なんかはもうみんなの「お母さん」みたいな感覚になっちゃっているから、ほんとにみんなのその気持ちがうれしくて泣いちゃいます(笑)。
でもそんな「お母さん」みたいな感覚があるせいか、心配にもなっちゃって、みんなに多くを任せきれていないなと思って、「ほんとにみんなごめんね」って感じてはいます。
ーーすっごく素敵なお店ですね!聞いていて僕もなんだかあったかい気持ちになりました!ちなみに、他にはどんなスタッフが今働いてくれているんですか?
中本さん:家が近いからという理由の子もいれば、大学で海外の文化や言語を学んでるという理由で働いてる子もいます!ここ最近卒業した子は、自分のお店を開いて大繁盛している子もいるのですよ!主婦の方も働いていたりと、個性豊かなメンバーでお届けしています!割と、人柄採用ですね!
ただ、面接のときには必ず、キッチン採用にはチームワークが大事という点や、ホールの子には人と話すことが好きであることが大事だということも事前に伝えています。
後はもうみんなで楽しく働こう!という雰囲気があって、とても和気あいあいとしたお店になっています!
マニュアル化ではなく、入居者からの声をメニューへ活かす
ーーそれでは、実際商品のこだわりやどうやってメニューを考案しているかもぜひ教えてください!
中本さん:まずランチメニューは週ごとに変わっていて、ディナーについてもそれに準じて変更していることもあります。
既製品をほぼ使用しておらず、基本的には手作りで行っています。キッチンスタッフにはそのたびに仕込みが変わったりするので、「楽しいよー!」と伝えています。
あとはご入居者さんの小さなお声でも意見でも聞いた点をメニューに反映させていたりします。開発のメインは、キッチンのシェフが考案してくれていますが、それぞれのスタッフが実際のお客様の意見を拾い上げてそれをシェフに伝えて、それを元に考案してもらっています。なので、実際に利用している人の声を元に作っています。最近はベジタリアンの方も多く、そういった希望を元に作ってもらったりしています。
例えば、以前召し上がっていただいた料理の味付けが少しからかったりした場合は、そのご意見を参考に再度、味の調整をしたりなど、お客様に合わせています!お客様にも前回言われたことを元に、ここをこうやって変えてみたけどどうですか?と聞いてみて確認したりもしていますね。よくあるようなマニュアル化がされていないので、スタッフがお客様から引き出した好みや苦手なものを料理に反映していく形です。
下野さん:新しく入ってきたスタッフは覚えることも多い中でさらに大変だと思います(笑)。
中本さん:たしかにほんとに大変だと思う(笑)。
教えるのも大変ですね、基本はこうやってねって伝えているのに、この場合はこうしてねみたいなことが多くて・・・。でも、こうやってやっていくことで、メニューの中身もどんどん良くなっていくし、良い意見をもらえたら、それをスタッフ内にも共有したりして、モチベーションも上がっています!
入居者さんとの橋渡し役
ーー入居者さんとの接し方とかについてはどのようにされていますか?
中本さん:私は実際にワールドネイバーズ護国寺に入居していることもあって、かなり距離感が近いというのはあります(笑)。仲良くなっていけば、名前で呼び合うこともあったりして、非常に距離は近いです。
スタッフの中には、入居者さんに就職活動の相談をしたり、外国籍の方とは非常にフランクに接していたりと、まるで友達のような関係性にも近かったりしますね。特に決まったルールや意識していることはないですが、働いてくれているスタッフはみんな話すことが好きなメンバーなので、スタッフから入居者さんに話しかけることも多いですね。
入居して間もない方は特にそうだと思うのですが、最初にラウンジに顔を出すときはある程度勇気が必要だと思います。その時にうまく後押ししたり、住んでいる入居者さんとの橋渡し役をしていたりということは多いです。
朝は「いってらっしゃい」夜は「おかえり」って伝えることで、家族のような関係性を目指せるようにしてます。そういうのって一人暮らしには欠けている点でもあって、その一言をかけていくていうことがすごく大事だなと思ってます!
ーーカフェで主催したイベントなどはありますか?
中本さん: 最近はコロナ禍だったこともあって、あまりイベントらしいものはできていないですが、1月に餅つき大会を久々にやろうかなと!
過去には入居者さんの歓迎パーティーをやりました!まだ入居して間もない入居者さんを招待したり、共用部にまだ慣れていない方も来てもらったりして、みんなでミニゲームを行って、そこで繋がりを作って共用部で過ごしやすくなってもらう意図で開催してました。
あとは不定期開催のイベントで、ほんとに小さく告知を打つだけなんですが、「スナックおゆき」というイベントをやったこともあります。
入居者さんだけでなく、スタッフの子も遊びにきたり、一般の方も一部来ていただいたりして、みんなで飲んだりしながらお話していく感じです。
スナックという名前でやってるので、そこでチーママをやりたい人を募ったり、下野さんに「本気のポテサラ」を作ってもらったりして、非常に盛り上がりました。
1万5000円分の利用料が余っている入居者さんは、それを利用してみんなにおごったりしてましたよ!系列ホテルのTHE LIVELY 麻布十番で勤務しているバースタッフが遊びにきてくれて、お客様の要望に応えてオリジナルカクテルを作ってくれたりしてました!
「初恋の味」とかをテーマにしてお客様も盛り上がってくれたりもしてましたね。一般のお客様向けには、お子様を対象としたお菓子のワークショップを行ったりと、思い立った時にイベントを開催してたりします!コロナの中でできていなかったイベントもあるので、落ち着いてきたら、またたくさん開催したいと考えてます!
カフェで働いているからこそ日常にある幸せを感じられる
ーー印象に残っている出来事やお客様はいますか?
中本さん:失敗談はもうすぐ思いつくのがあるけど・・・。失敗談については、直接聞きに来てくださいね(笑)。
でも、うれしい話だと、親子3人家族でいつも来てくださっているお客様がいるんですが、お母様が妊娠したことで来店頻度が減ってしまった後、お父様とお子様で来店してくれてお子様が産まれた報告をしに来てくれたことがあって、その時はすごくうれしかったです。
新しく産まれてくるお子様の名前をつけた話だったりも聞かせてくれて、ほんとに赤ちゃんだったころから来てくれていたから、成長も感じられてすごくほっこりしました。
あとは入居者さん同士のご結婚やお付き合いしたことの報告を受けたりするとほんとにうれしいです。退去後に遊びに来てくれてその時にお互い指輪しているのを見ると騒いじゃいます(笑)。
歴史を感じるというか、カフェで働いているからこそ日常にある幸せを感じられてやっていて良かったなと思いますね。
スタッフの成長もうれしくて、入居者さんの名前とか覚えてきていて楽しくお話できるようになっているスタッフを見ると、成長しているなと感じられて、店長としては感無量ですね。
下野さん:キッチンにいると入居者さんとの交流はホールに比べると少ないのですが、いつも注文している料理とかを覚えていくことがあって、ほんとにこのメニューが好きだなってしれたりすると、来店した段階で注文まだ聞いてないけど、いつものメニューの準備に取り掛かっていたりして(笑)。
小さいことかもしれないけど、入居者さんのことを知っていくことができてうれしく思いますね。
中本さん:あとは、外国籍のお客様がどんどん日本語がうまくなっていく姿を見れたりして、その成長速度にほんとにびっくりしますね!
ーー入居者さんや、ワールドネイバーズ護国寺を検討している方に伝えたいことはありますか?
下野さん:おもてなしはバッチリですよ!こんなにメニューを変えたりいじったりするお店は他に見たことも経験したこともないです。
中本さん:色々なジャンルのメニューに挑戦していて、スタッフもすごく楽しみながら働いています!どうせ「カフェ飯」でしょ?っていう概念ではなく、気軽に色々リクエストしてみてほしいです。
私たちは寄り添いたい気持ちが一番で、お客様の希望を極力叶えたいと思っています。「カフェ」というより「みんなの食堂」のような感覚で使っていただければと思います。
入居していただくことで毎月1万5000円分利用していただけるので、それだけみなさんに満足してほしいなという思いでスタッフ一同頑張ってます!私たちもオープンマインドで全然声かけちゃいますけど、一緒に楽しめたらいいなって思います!是非お待ちしてます!
ーーお二人ともありがとうございました!こんなに素敵なカフェが日常にある物件ワールドネイバーズ護国寺、是非遊びに来てください!
(取材・執筆 松本、撮影 庄司 )
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