【インタビュー】OTOWA神戸元町で出会い、結婚
シェアハウスと一人暮らしのいいとこ取りをした暮らし方、それがソーシャルアパートメント。
人との関わりの中で、人生の転機を迎えられるご入居者さんも多くいらっしゃいます。
今回お話をお伺いしたのは関西では1棟目となるソーシャルアパートメント、OTOWA神戸元町(以下OTOWA)にお住まいだった、たかひろさんとゆかさん。
お二人はソーシャルアパートメントで出会い、交際、そして今年結婚式を挙げられたご夫婦。
ご結婚までのエピソードや、退去後の生活について、お話をお伺いしました。
ーこの度はご結婚おめでとうございます!本日はソーシャルアパートメントでの過ごされ方や、ご結婚までのエピソードをお伺いできればと思っています。まず、お二人がソーシャルアパートメントに入居を決めたきっかけをお伺いできますか?
たかひろさん:僕は、神戸市内に引越そうと賃貸物件を探していた中で「OTOWA神戸元町」を見つけて、ソーシャルアパートメントということは知らずに内覧に行きました。当日入居は決めなかったのですが、その後に参加したオープニングパーティーが楽しくてその場で入居宣言しました。
ゆかさん:私は地元の友達が東京にあるソーシャルアパートメント「ネイバーズ立川」に住んでいて。東京で友達がたくさんできたという話しも聞いていたので、気になって調べてみたところ、たまたまその時住んでいた家の近くで「OTOWA神戸元町」がオープンすることを知りました。内覧しに行った時はオープン前で工事中だったのですが、友達の経験談からの期待も込めてその場で申込を決めました。
実は当時住んでいた家より、OTOWA神戸元町の方が職場から遠くなったんです。でも、社会人になってから地元の友達とはあまり遊ばなくなったので、友達ができるなら、と思って入居を決めました。
ーお二人ともほぼオープニングメンバーでの入居だったんですね。オープン当時はどんな雰囲気でしたか?
ゆかさん:オープン当初はラウンジのテーブルが埋まらないくらいしか人がいなかったのでちょっと寂しかったです。
たかひろさん:確かにOTOWAは外からラウンジの様子が見えないから特にラウンジに入るのにも勇気がいりましたね。
ゆかさん そんな中で、コミュニケーションを積極的に取ってくれる方がいて、その人を中心に入居者同士が馴染んでいき、ちょっとずつ顔と名前も一致しました。休みの日にもイベントを企画して外に連れ出してくれたり、面白そうなイベントがあったら共有してくれたり。そういう人の存在もありがたかったですね。
オープンからしばらくしてからは4,5人くらいはラウンジにいたかな。料理が上手な入居者さんが多くて、ご飯作ってくれることもあれば、ご飯系のイベントが開かれることも多かったです。
オープンしてから半年後にはハウスキーパーさんも一緒に過ごす「OTOWAの食卓」も始まりました。
ーオープニングだと特にイベントも多くなりますよね。OTOWA神戸元町は「OTOWAの食卓」をはじめ、これまでにないイベントが多いイメージもあります。それぞれ何か印象に残ってるイベントやエピソードはありますか?
たかひろさん:いくつかあるのですが、自分が何回か企画した「ともよび会」は楽しかったです。友達の友達は友達、というコンセプトで絶対一人はゲストを呼ぶ、というパーティーで、交流の輪が無限に繋がって広がるという何ともソーシャルアパートメントらしいイベントでした。あとは記事にもなりました「バウムクーヘンの会」はとても印象に残ってますね。
他にも日本酒イベントやワインイベントなど、人数がいることで色々な種類を少しずつ楽しめるという楽しみ方ができるのは、ソーシャルアパートメントならではですね。
絶対忘れない出来事としては、自分で企画したアスレチックのイベントに、急な仕事でで行けなかったことですね。20人くらい集まってバスも借りて、と準備していただけに残念でした、、。イベント自体は無事に他の方に引き継いだので開催されましたが、集合写真に自分がいなかったのは悔しかったです。(笑)
ただ、そのイベント後に、仕事から帰っていじけてた僕をなぐさめに、ゆかさんも含めた入居者4人で花火をしに行ったのはいい思い出です。
ゆかさん:私はイベントもそうなんですが、仕事終わりにご飯作ってもらったり、夜中までラウンジでしゃべって、映画観て、、みたいな日常が記憶に残っています。各自の部屋に帰って寝て起きて、朝ご飯食べて、一緒に駅まで行ったこともありました。
ーアットホームで楽しそうな雰囲気が伝わってきました。そんなOTOWA神戸でお二人は出会って交際、ご結婚された、ということなのですが、お互い第一印象はどうでしたか?
たかひろさん:ゆかさんの第一印象は隅っこに座ってて人見知りの子、もしかしたらこの子とは仲良くならないままかな、という印象でした。
ゆかさん:私は第一印象はタイプではないな、って思ってました。
たかひろさん:今でもそれは言われてます。笑
ー 意外です。そんなお二人がお付き合いされるきっかけはなんだったんですか?
たかひろさん:当時車を持ってたので買い出し係になったり、お互い平日休みだったので、休みも合う4人くらいでよく遊んでいるうちに気になる存在になっていましたね。恋愛相談に乗るうちにもやもやしてきて。気が付けば好きになってたパターンですね。そこから3回告白してフられ、4回目でOKをもらって交際を始めました。
それが大体入居して半年くらいでしたね。
ー4度目の正直だったんですね。
たかひろさん:そうです。実は、1年くらい付き合った後に更に一回フられたんです。合計4回フラれてますね。(笑) そこからほどなくしてよりを戻しました。
ーなんと。一度別れてから戻るまで、どんな心変わりがあったんですか?
ゆかさん:やっぱりタイプではなかったんですが(笑)、その後も毎日一緒にいたし、休みの日もみんなで過ごして、結局居心地が良かったんです。それで話の流れでよりが戻りました。
たかひろさん:その後、交際してしばらくして僕が転職のタイミングで会社が遠くなったのと、転職先に社宅があったので、一緒に住むか、と同棲をはじめました。OTOWAに入居してからおよそ2年後ですね。
ーSAを出てお二人で生活して、何か変化はありましたか?
ゆかさん:一人でいる時間ができるのがとにかく寂しかったです。
たかひろさん:SAロスにはなりましたね、ふたりもいて、みんながいる、が日常だったので。
ゆかさん:なので退去後も頻繁にOTOWAに遊びに行っていました(笑)
たかひろさん:あとは些細な喧嘩はたくさんしました。細かい清掃の違いとかは今でもありますが、OTOWAでもラウンジで一緒にいて半同棲みたいな感じだったのであまりギャップはなかったです。
ーソーシャルアパートメントの環境ならでは、ですね。ご結婚はどのタイミングで決められたんですか?
たかひろさん:OTOWAで一緒に住んでいたみんなが結婚していったのでそろそろかな、と思ったのと、更なる転職も重なったのもありますね。
ゆかさん:実はその時は、あと半年くらい遅くてその気がなかったら別れようかなと思ってた時期でした。
ーそのタイミングを逃していたら、いまのお二人の姿はなかったかもしれないんですね…!そして今年の4月にご結婚式を挙げられたとのことですが、その時のエピソードも少し教えてください。
たかひろさん:結婚式は楽しかったですね。やりたいことは全部しました。お色直しでゆかさんはドレスの色が変わるのでゲストにドレス当てクイズをしていたのですが、一方で僕は肩までかかるくらいに伸ばしていた髪を切って花嫁より目立つという(笑)その後ダンスもして。かなり情報が渋滞していたと思います。
あとはゲストの約半分がOTOWAの住人だったのもあって、OTOWA同窓会みたいになってましたね。
来られない人もいたので、OTOWAの入居者の発案、協力もあってZoomで結婚式の中継もしました。
ーZoom中継はなかなかできないですよね!結婚式のお写真も拝見したのですが、本当に素敵でした。
最後に、SAを検討している人にメッセージをお願いします!
ゆかさん:人見知りなので、ずっとラウンジに居て、ソファに一人で座ってたりしたこともありますが、友達も沢山できました。
なにより良かったのはやっぱり社会人になってからも友達ができたことです。その友達とは今も家族ぐるみで遊んだりと、一生モノの付き合いになってますね。
たかひろさん:ソーシャルアパートメントは可能性にあふれてる場所です。趣味も広がるし、出会いもあるし、一生の付き合いができる友達ができるし。
退去しても帰る場所があるっていうのもあります。
現在は、実はお世話になったOTOWAを運営するグローバルエージェンツで働いているんです。公私ともに大きな転機をソーシャルアパートメントに住んだことで得ることができました。
また違った価値観や考え方も生まれると思います。そういう意味では、住むことで成長できるのもソーシャルアパートメントならではですね。
迷っている方は、一生住むわけじゃないし、人生の1ページにこういう場所での経験があってもいいよね、ぐらいの気負わない感覚で一度住んでみてもいいかな、と思います。
ーありがとうございました!末永くお幸せに…!
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【編集後記】
事前に質問事項を共有していたのですが、ご自宅でそれを元に打ち合わせもしてくださっていたそうです。
終始わきあいあいとした雰囲気で、こちらも楽しくお話しをお伺いできました。
OTOWA神戸元町は、実は私も何度か遊びに行ったことがあるのですが、ラウンジも全体が見えるいい規模感、また入居者さんも温かく迎えてくれて、なんだかほっとする空間でした。(余談ですが、近くの中華料理「餃子屋 満園」がとても美味しかったのでおすすめです。)
今回はご紹介しきれなかった、OTOWA神戸元町ならではの音楽にまつわるエピソードは、こちらの記事でも紹介されておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
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