“遊園地を創る”夢を叶えるため上京。ソーシャルアパートメントで見つけた”好き”と”得意”で夢が動き出した
ソーシャルアパートメントは、従来型の個室に加えて、ラウンジなどの充実した「パブリックスペース」が併設された交流型賃貸マンション。プライベートを確保しながら住人とのコミュニティを楽しめる、”世界が広がる”新しい居住スタイルです。
多様な仕事や趣味、考え方を持った人が住むソーシャルアパートメント。この家には入居者の数の分だけ、それぞれの暮らし方があります。
今回、お話をお聞きするのは、「ワールドネイバーズ護国寺」に入居して約1年になる”しょうご”さん。
関西で教員をしていたしょうごさんは、夢を実現するために上京し、ソーシャルアパートメントに入居しました。現在、中高の教員をしながら、入居者主体のイベントを企画したり、夢の実現に向けて活動しています。
夢に情熱を燃やすしょうごさんの、ソーシャルアパートメントでの生活についてお聞きしました。
夢は「学び×エンタメ」の遊園地を創ること。仲間探しで住み始めたソーシャルアパートメント
──しょうごさんは関西から上京して、ソーシャルアパートメントに住み始めたんですよね。なぜソーシャルアパートメントを選んだんですか?
一言で言うと、夢を一緒に追いかける仲間を見つけるためです。
僕は今、東京で中高の教員をしていますが、「学び×エンタメをテーマにした遊園地を創る」という夢があります。
関西から上京を決めたときに、一人暮らしをするより、面白い人が集まってそうなソーシャルアパートメントに住めば、夢に賛同してくれる仲間が見つかるかも、と思って住むことにしました。
──夢についてもう少し詳しく聞きたいです。
「学び」にはずっと関心があって、関西でも公立中学で教員をしていました。じゃあなんで遊園地かと言うと、大学時代に働いていたユニーバーサルスタジオジャパンがきっかけなんです。お客さんも従業員もみんなキラキラしていたんですよ。僕、そういう空間がすごく好きで。
それで、もともとの夢だった教師として働く中で、遊園地とかけ合わせたらどうだろう?という発想になりました。勉強が嫌いな子も楽しく学べるような場所が作れるんじゃないか、と思ったんです。
「学び×エンタメの遊園地」って、あまり想像がつきづらいとは思うんですが、想像できないからこそ実現したいなって思っています。
入居2ヶ月で、学校を貸し切った物件横断イベントを企画
──実際にソーシャルアパートメントに住んでみてどうでしたか?
やっぱりいろいろな価値観や職業の人がいるので、話していて毎回、新しい発見が生まれるのが刺激的です。
みんなと話していて「これやってみたいね」という話があがると、すぐに「いいねやってみようよ」ってなることが多いんです。
僕が入居してすぐの頃、「大人だけで学校貸し切って遊んだら面白そう」ってみんなに話したら、「できると思うよ」って話になって。入居して2ヶ月後に募集をかけて、昨年の10月に実際に学校を貸し切って遊ぶイベントを実現しました。
護国寺以外にもいろいろな物件の人が集まってくれて、交流できたし、お互いの関係を深めることができました。今でも集まって遊びに行ったりしています。本当に最高の体験でしたね。
やっぱりイベントを一緒に作った仲間って特別だなと思いました。
──イベントきっかけで仲良くなる、というのはソーシャルアパートメントではよくありますよね。
そうですね。一緒にごはんを食べているだけではわからない部分もある。一緒にプロジェクトを体験することで、自分の夢を一緒に追いかける仲間を作ることにも繋がってくるな、という実感はあります。
──普段の生活についてもお聞きしたいです。どんなふうに過ごしていますか?
最近の平日はごはんを食べながら、企画したいイベントについて話し合ったりしています。あと3,4つくらい大きいイベントをしたいと思っているので。固く言えばミーティングになるんですけど、もっと気軽な感じで話してます。
僕は自分の夢につながることに時間を割きたいと思っているので、常に何か活動しているかもしれません。もともと、だらだらしたりとか、じっとしてたりとかはできないタイプなんです。
世界中の学びとエンタメが見たいから、来年から世界一周の旅に行きます
──ソーシャルアパートメントに住んだことで、何か変化したことはありますか?
自分の「好き」と「得意」が見つかりましたね。夢や仕事の話をしていく中で、自分はこういうことが好きなんだなって気付いたり、みんなで一緒に遊ぶ中で自分の「得意」に気づいたりすることが多い場所だと思います。
僕は改めてですが、やっぱり子どもと学びが好きだなと。そして、イベント運営を経験したことで、「イベントをすること」「人をつなげること」が得意ということに気づきました。
さらに、イベントで多くの人を楽しませるという経験が、「遊園地を創る」という夢への第一歩に繋がりました。
ソーシャルアパートメントに住んでいると、自分の気づかない一面を発見できる機会が得られる。それがここに住むことの価値だと思います。
もし好きなものや得意なものがわからないって言う人でも、それを見つけることができる環境だと思います。
──これから挑戦していきたいことはありますか?
実は僕、来年の4月から世界一周の旅をしたいと思っています! 世界中の学びとエンタメを自分の目で見たいんです。
こう思うようになったのも、護国寺に世界一周の旅に行った友達がいるからなんです。多分ここに住んでなかったら、世界一周を本当にしようなんて思わなかった。来年の4月という日付を決められたのも、周りの影響が大きいです。
──大きな決断ですね! 最後に入居を考えている人へのメッセージがあればお願いします。
いろいろな人が住んでいるから、それぞれの経験やアイデアで新しいことが生まれやすい場所だと思っています。
だからこそ、自分の「好き」と「得意」を見つけることができるチャンスがたくさんあります。入って損なしです!
(取材・執筆・撮影:イノウエツバサ)