365日一緒に過ごすからこそ、心から信頼できる人に出会えた。趣味で繋がる“狭く深い”関係性 [インタビュー]
プライベートな時間を大切にしながら、自分のペースで人との交流が楽しめるのが魅力のソーシャルアパートメント。
首都圏を中心に50棟ほど展開し、20代~30代の世代から人気を集める交流型の賃貸マンションです。
今回は東十条駅から徒歩4分のソーシャルアパートメント「ネイバーズ東十条」に入居して2年を迎える”まっちゃん”にインタビューを実施。
「趣味で繋がれる」ことに魅力を感じ、いつかは100人規模の場所に住んでみたいと思っていたまっちゃん。ソーシャルアパートメントで過ごした2年間を振り返ってもらいました。
趣味のシェアで見つけた、新しい自分。
ーはじめに、まっちゃんがソーシャルアパートメントに住もうと思ったきっかけを教えてください。
まっちゃん:
もともと就職をしたタイミングでシェアハウスに住んでいたことがあったんですよ。最初は小さな6人規模のシェアハウス。そこから20人規模のところにも住んでみて、すごく良かったので、「人生で一度は100人規模のシェアハウスに住んでみたい」とずっと思っていました。
6人だと家族みたいで、1日のうちに全員に会うのが当たり前。20人だと15人はよく会うけど、そのなかで本当に仲が良いのは5人ぐらいだったりする。じゃあ、100人規模になったらどうなるんだろう、と純粋に興味がありました。
ーシェアハウスのどんなところを気に入っていたんですか?
まっちゃん:
趣味をシェアすることで自分の好きなことが増えたり、新しい自分を見つけられるのが楽しかったんですよね。
たとえば、お菓子作りが得意な人から、「クッキーは切るように混ぜるんだよ」と教えてもらったり、キャンプの達人からキャンプの楽しみ方や、オススメのキャンプ場を教えてもらったり。
実際に住民から教えてもらったことでキャンプが大好きになって、今度は自分がキャンプの楽しさを知ってもらうためにみんなをキャンプに連れて行くようになりました。
オペラ歌手やYouTuber、和太鼓をやっている人など、これまで自分と関わってこなかったような人たちがたくさんいたので、いろんなことを教えてもらいましたね。ふらっと共有スペースに行って、気軽にジョインできるのが良かったんです。
100人規模の住まいだからこそ、“狭く深く”の関係性へ
ー実際に100人規模のソーシャルアパートメント、ネイバーズ東十条で2年間暮らしてみてどうですか?
まっちゃん:
そこにいるだけで繋がれるのがソーシャルアパートメントの強みなので、できるだけ同じ空気を共有できるように、毎日共用スペースにいましたね。ごはんを食べるのも、仕事をするのも、YouTubeを見るのも共用スペース。
「仕事やばいな〜」と思いながらパソコンに向かっていたら、すぐそばに同じ境遇の人が絶対にいて(笑)。「終わったら飲もうぜ」なんて約束してコンビニに走ったり、そんなところから生まれる関係性もありました。
ー暮らしのなかに、ちょっとした出会いがあるんですね。
まっちゃん:
あとは、目が合ったら話して趣味を聞くようにしていました。趣味を共有すると、同じ趣味を持っている人を繋げてくれるんです。
とにかく趣味に明け暮れた2年間でした。釣りをしたり、キャンプをしたり、船を貸し切って、「大きい魚を釣った人は夜の宴会代は無料!」みたいなイベントを開催したり。
自分の趣味にみんなを巻き込めるし、巻き込まれるし、ずっと趣味で繋がっていけるのが本当にいいところだと思います。卒業していった人とも未だに釣りに行くんですよ。
ーまっちゃんは趣味を通して人と繋がってきたんですね。100人という多くの人たちと過ごすなかで、何か変化はありましたか?
まっちゃん:
自分が本当にやりたいこと、一緒にいたいと思う人に時間を使うようになりました。
これまでシェアハウスでの人間関係は広く浅くでやってきたけれど、100人いるとさすがにインプットが多すぎてパンクしちゃう。だから、自然と取捨選択をして狭く深く付き合うようになっていきました。
毎日のようにイベントがあって、たくさんの人がいるからこそ、自分にとって本当に好きなことや、好きな人が誰なのかを気付かせてくれた。
たくさんの人と繋がれたのも嬉しいけど、自分にとっては一生ものの親友ができたこと、そしてこれから一緒に暮らしていく人ができたことがすごく大きいですね。
1番変わったのは恋愛観。心から信頼できる関係性が生まれた
ーまっちゃんはソーシャルアパートメントでパートナーと出会ったんですよね。
まっちゃん:
そうなんです。釣りが好きなことをソーシャルアパートメント内で公言していたら、「1級船舶免許を持っていて、釣り好きな女性がいるよ」と教えてもらって。一緒にキャンプをしたことがきっかけで仲良くなりました。
今は、毎週のように予定を合わせて夜中の2時から外房や国府津に行ったり、本気で釣りを楽しんでいます。
ー素敵! 趣味で繋がれる、ソーシャルアパートメントならではの出会いですね。
まっちゃん:
そうですね。ソーシャルアパートメントで暮らしたことで、恋愛観も大きく変わりました。
もともとは、結婚したくないと思っていたんですよ。
社会人の恋愛って、コミュニケーション量が少なくなりがちだと思うんです。仕事があるから会えるのは大体週末だけど、週に1度会うだけでは、強く信頼できるほどその人を深く知ることができない。それもあって、結婚をしたいと思えるようなパートナーには巡り会えてなかったんです。
それが、ソーシャルアパートメントだと、どんなに忙しくても毎日必ず会うことができる。通常は月に4日、年間48日ほどしか会えないところを、365日会えるわけなので、それだけ相手を知ることができます。
それに、その人を多角的に見ることができるのも大きかったです。パートナーが友だちと話す姿や仕事をしている姿を見ることってあまりないと思うけれど、ここではいろんな姿を見ることができるんですよね。
ソーシャルアパートメントは、普通のカップルが数年かけて構築する信頼関係を、1〜2ヶ月で作れる場所なんだと思います。
ー同じ建物内にいるので、普通の出会い方ともまた違いますよね。
まっちゃん:
そうですね。最初から半同棲のような感じで始まるので、心から信頼できる関係性が作れると思います。
もちろんうまく行くかは自分の頑張り次第だと思うけど、とにかくいろんな人と関わっていくのは大事だと思いますね。
ネイバーズ東十条を経て、東十条で新しい生活をスタート
ー今、ソーシャルアパートメントではどんなふうに過ごしているんですか?
まっちゃん:
僕は在宅勤務なので、朝からコワーキングスペースで仕事をしています。昼は時間が合えばパートナーとごはんを作って食べて、仕事をして、また夜になったらパートナーとごはんを作る。ネイバーズ東十条はキッチンが充実しているので、キーマカレーやおでん、痛風鍋など、いろんなものを作りましたね。
でも、実は入居してから1年ほどはずっと外食してたんですよ。
ーえ! 意外です。
まっちゃん:
…というのも、以前別のシェアハウスに住んでいたときも自炊をしていたので、「オススメのお店を教えてよ!」と聞かれても答えられなかったのがもどかしくて。
だから、次に引っ越しをしたら、自分の住んでいる地域にある飲食店は全部行こうと決めていたんです。せっかく住むのだからその地域のことも知りたいな、って。
そこで出会ったのが、居酒屋「わたるべ」です。店長が釣り好きで、通い詰めるうちに一緒に釣りに行くぐらいの仲になったんですよ。
それで、彼が元気なうちは気軽に遊びに行ける距離に住みたいなと思って…ネイバーズ東十条を出たら、「わたるべ」から徒歩5分圏内の場所にパートナーと暮らす予定です。
ー!! 東十条から東十条へ…!
まっちゃん:
おもしろいですよね(笑)。本当にすべてソーシャルアパートメントを起点に生まれた縁だと思います。
ー地域とも密接に関わってきた、まっちゃんならではの選択ですね。最後に、ソーシャルアパートメント入居を考えている方に、メッセージがあればお願いします!
まっちゃん:
大切な人たちがたくさんできる場所です。向いているか向いていないかは、住んでみないとわからないと思うから、いったん住んでみるといいんじゃないかな。
それから、もし趣味があるのなら開示してほしいです。自分の趣味に巻き込みたい人も、巻き込まれたい人もたくさんいると思うので!
ーこれからも東十条での暮らし、楽しんでくださいね。本日はありがとうございました!
(取材・執筆:いしかわゆき、撮影:松間継史)
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