「やってみたい」を一緒に叶える仲間と繋がる暮らし。4物件80人で実現した大運動会 | ソーシャルアパートメント宮前平 [インタビュー]
人生の節目をソーシャルアパートメントで過ごし、“出逢い”、“変化”、“成長”を経験した方々のストーリーを発信する「Neighbors’ stories」シリーズ。
今回は「ソーシャルアパートメント宮前平」に住むちあきさんにお話を伺いました。
転職をきっかけにフルリモート勤務になると同時に、ソーシャルアパートメントでの生活をスタート。暮らしはじめて2年を迎え、物件内のみならず物件間のイベントも企画されているとのこと。2023年の1月にソーシャルアパートメント4物件を巻き込んで企画した「物件対抗運動会」について、お話を伺いました。
ワーキングスペースでの何気ない会話から交流
ーーちあきさん、今日はよろしくお願いします!今日は先日開催された「物件対抗運動会」についてお聞きしたく伺いました。はじめに、自己紹介とソーシャルアパートメントの暮らしについて、少し教えてください。
はい、よろしくお願いします!ソーシャルアパートメント宮前平での生活をはじめて、2年が経ちました。仕事は芸能系の会社でデザイナーをしています。働き方がフルリモートで時間も場所も指定がないので、共用部で仕事をすることが多いです。
深夜にラウンジにパソコンを持って降りてきて、次の日の朝に起きてきた人達と会うということもあります。よく使う場所はラウンジのボックス席。ソーシャルアパートメントに入居したときには、既にリモートワークをする働き方にシフトしていたので、作業をするときに自分の部屋で集中できなかったら、わざわざ「代官山のTSUTATAに行こう」とかカフェを探して仕事しに行くということをしなくてよくなりました。
ソーシャルアパートメントで知り合い、仲良くなった他の入居者との生活も、住んでいて丁度いいし、また一人暮らしするのもな~と今は思っています。
ーー共用部を活用いただけていて嬉しいです!入居者さんとの交流の始め方のコツってありますか?
入居したての頃は、ラウンジから交流をはじめるのはハードルが高いと思ったので、他の入居者への挨拶はまずはライブラリー(ワーキングスペース)からはじめました。ライブラリーだったら、ある程度の人はいるけどすごく交流をするといった感じでもないので、軽く「はじめまして」の挨拶をしつつ作業しながら合間に会話をする場として丁度よかったです。
「隣使っていいですか?」から始まる会話から、ライブラリーはほぼ毎日人がいるので、だんだんと顔見知りになっていって、同じ年代のひとが何人か小規模で集まって「○○年会」などを開くようになりました。そこでいろんな入居者と仲良くなって、次第にラウンジに一緒に行くようになっていきましたね。
運動会企画のきっかけはソーシャルワーケーション
ーーなかなか大勢の人が集まるところに一人で飛び込むのって勇気がいるので、声をかける「きっかけ」があるって大事ですよね。そんな交流の輪を徐々に広げていかれたちあきさんが、4物件をも巻き込んで企画・開催された「物件対抗運動会」はどのようなきっかけで生まれたのでしょうか?
きっかけは、グローバルエージェンツが主催したソーシャルアパートメント入居者を対象とした沖縄でのワーケーション企画に参加したことが大きかったです。
既に仲の良いグループでの参加というよりは一人で参加している人の方が多かったので、グループのような塊もなく各物件一人二人とバランスよく入居者が参加していて、「皆で仲良くなろう」というムードが強くて。そこから、「各物件に遊びに行こう」という流れでいろんな物件に遊びに行くようになって、知り合いが急激に増えていきました。
ーー実際に物件に行ってみてどうでしたか?
初めて遊びに行ったのがネイバーズ東十条だったのですが、新築ということでSAM(ソーシャルアパートメント宮前平の愛称)とはまた違う雰囲気で、グループで分かれたりすることなくみんな仲良さそうな印象を受けました。他にも施設が充実している物件もあって、映画館があるネイバーズ武蔵中原やFILMS和光にも行きましたよ。
「やりたい!」とアイデアに乗っかってくれるみんながいたから企画できた
ーー今回の大運動会の開催は4物件でしたよね?
はい、ソーシャルアパートメント宮前平、ネイバーズ東十条、ワールドネイバーズ護国寺、ネイバーズ武蔵中原の4物件が参加してくれました。一番参加者数が多かったのは、ソーシャルアパートメント宮前平で25名ほど、少ないところでも15名ほど集まってくれました。
他の物件でも参加したいという声もあったのですが、日程調整の兼ね合いで、今回はこの4物件での実施となりました。
ーーそれだけの人数が集まるとかなり準備も大変そうですが、ちあきさんは企画者として、どのような役割を担っていたのですか?
準備自体は、会場となる体育館が見つかれば、案外平気でした!備品も会場でレンタルできるものが多数あったので、運動会らしい懐かしの競技も盛り込むことができました。
私の役割は「企画者」ではあったものの、ちょうどネイバーズ東十条の入居者との交流の場で、私が勝手に「運動会やりたくない?」と言い出したのに対して、「やりたい!」とアイデアに乗っかってくれる子たちがいたからこそ、今回の運動会の実現に繋げることができたんですよね。その子たちが、気軽に乗っかってくれたから、それなら物件対抗での運動会をやってみよう、という話になったんです。
その後は、実現に向けて会場を探して、ゲーム内容を考えて、参加者を募って…。ゲームのタイムスケジュール表やイベントのデザインは、職業柄得意なので苦労はしなかったです。 もちろん、物件を跨いで参加者を募りまとめ上げるのは大変なので、各物件から”団長”を任命して連絡網係のような役割を担ってもらいました。
当日は、皆がとにかく楽しんでくれていて、こちらの指示が通らないほどワイワイしていました(笑)。でも、各物件に仲良くなった人が何人かずついたので、お願いせずとも当日の競技の準備を手伝ってくれたり、イベント慣れした物件のOB/OGが競技中に盛り上げてくれたりと色々な面で助けられながら無事楽しく運動会を終えることが出来ました!
自分の感覚としては、色んな物件をまとめ上げた、というよりは自分がとにかく運動会をしたかったんですよね。それが、いろんなひとが参加してくれて実現できた、という感じでした。
大人の大運動会
ーー大人になってから運動会ってなかなかしないですもんね。その気持ちわかります!
しかも、利用した施設が大玉転がしの玉や玉入れの備品もレンタルでの提供があったので、本当にガチの運動会ができる設備が整っていたんです。大人になってから大玉転がしをするのは、はじめてで楽しかったです。
ーーその他の競技は何がありましたか?
その他には、綱引き、借り物競争の「人版」、リレーなどもありましたよ。
ーー借り物競争の「人版」って気になりますね。どんなゲームだったんですか?
お題に沿って「人」を連れてきてもらうゲームを作ってみました。「かっこいい人」とか「話してみたい人」、「兄弟にしたいひと」などのお題に自分の物件から、もしくは自分の物件以外からという制限をつけて、それに当てはまる人を借りてくる借り”人”競争です。
最初にぐるぐるバットで回ってから、お題をひとつ引いて、そのお題に沿った人をゴールまで連れていく、というタイムアタックで順位付けをして。あとは、「人」を借りてくるゲームなのでエンタメ性をもって楽しんでほしくて、自分の住む物件から人を借りてくるのって無難でハードルも低いので、他物件の盛り上がる人を連れてきたり、盛り上げてくれた物件にボーナスポイントを付与したりといった仕組みも設けました。
ーー「盛り上がり」のボーナスポイントは審査員へのアピールにかかっていますね。その他の競技でこれは一番盛り上がったなという競技は何でしたか?
そうですね、審判が自由にボーナスポイントを付与できたので、審判へのアピールも重要な得点方法でしたね。競技ごとにトーナメント表を作って、勝利ポイントも決めて、都度チームごとの得点が更新されていましたよ。
大玉転がしや借り人競争などエンタメ性が強い競技もあったので、真剣勝負な感じで、ドッジボールとラストのリレーが盛り上がりましたね。リレーは選抜選手が走ってくれました。ネイバーズ武蔵中原とワールドネイバーズ護国寺は特に勝ちに貪欲なタイプの物件だったのでどの競技も強かったです・・!
逆に、ネイバーズ東十条とソーシャルアパートメント宮前平は、競技の男女比を揃えたり和気藹々楽しもうという色が強かったです。その結果、私が住むソーシャルアパートメント宮前平はぶっち切りでビリでした(笑)!
物件のみんなが仲良くなれる企画を
ーー各物件の「色」が勝負にも自然と出ていたところが、またいいですね。どれも楽しそうな競技ばかりで、私も参加してみたかったです!これからも、いろんな楽しいイベントを企画・開催してくれることを楽しみにしています!
はい、頑張ります!既に動いているのは、直近ではソーシャルアパートメント宮前平単体での球技大会を企画しています。
今回の物件対抗運動会では時間があまりなくてできなかったけど、かなり盛り上がった競技、主に球技系のスポーツを盛り込んだコンテンツで実施予定です。あと、物件対抗運動会では、他の物件の参加者数との兼ね合いで参加できる人数に制限を設ける必要があるくらい、ソーシャルアパートメント宮前平からは参加希望者が多かったので、前回参加できなかった人も含めて、今回は物件のみんなで仲良くなれる機会としての企画が進められています。
あとは、過去に参加したSAMで学校を貸し切って泊まる企画が楽しかったので、新たに仲良くなった人たちを巻き込んだ「他物件交流バージョン」の学校企画をやってみたいと思っています。
絶賛、場所探し中かつ一緒に企画を進めてくれる人に声をかけているところです。企画としては、まだこれからではありますが、これからも「やってみたい!」と思っていることはまだまだあります!
ーーちあきさん、ありがとうございました!
【編集後記】
ソーシャルアパートメントの魅力は「自分1人じゃ叶えられなかった事や実行したかったことを、一緒に実現してくれる人と出会えるところ」と教えてくれたちあきさん。今回のように、一人のアイデアや「やってみたい!」を皆の賛同や力を借りて、形にしていけるってわくわくしますね。物件内での交流に留まらず、他物件の入居者との交流も加速的に広がっている今、「交流の輪は無限です」と今後の期待にも目を輝かせて話してくれたことがとても印象的でした。
大人になっても“楽しい”が散らばっている非日常な生活を体験してみてはいかがでしょうか。
(取材・文 Ito、撮影 Ichikawa)
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