ラウンジ飲みからプロジェクトチーム誕生?!誕生秘話や活動内容を聞いてきました。
こんにちは、ソーシャルアパートメント営業部の高橋です。
シェアハウスとひとり暮らしのいいとこ取りをした新しいライフスタイルがソーシャルアパートメント(以下、SA)。現在首都圏を中心に50物件ほど展開し、20代~30代の世代から人気を集める交流型の賃貸物件です。
SAが人気を集める理由の一つに、ラウンジでの交流を通して新たな出会いが多くあることが挙げられますが、今回はなんと友達という関係を超え、プロジェクトチームが立ち上がったとの噂を聞きつけ、お話を聞きに「ワールドネイバーズ清澄白河(以下、WNK)」にやってきました。
フリーランスで獣医師をしている元入居者の「まりこさん」を中心に、その活動を支援・サポートしているプロジェクトチームだそう。
この日は天気も良かったので、WNKの目の前にある清澄白河のシンボル「木場公園」で取材を敢行。皆さんの出会いから、チーム結成のきっかけ、現在取り組んでいるプロジェクトについてなど、詳しくお話を伺いました。
【メンバー紹介】(右から)
・ゆうやさん
転勤のため退去し現在は関西在住。この日はわざわざ取材のために来てくださったそう!
2年間限定で東京に住むことが決まっていたため、家具付きなのと屋上のルーフトップテラスが決め手で入居。
・ゆうきさん
現在は退去してしまったが、東京転勤の際、友達からの勧めでSAを知り、1年3か月ほど入居していた。WNKへの入居はビリヤードが決め手だったそう。
・まりこさん
今回のプロジェクトの中心。フリーランスの獣医師として活躍されている。WNKオープニング間もないころから3年ほど住んでいた。現在は退去し、抱っこしているチワワのすずちゃんと暮らしている。
・わらしーさん
元々別のSAに住んでいたが、およそ2年半前にWNKに移動し、SA歴は計5年以上。たくさんの出会いがある環境が気に入り、現在も入居中。自営業をされている。
・たかまるさん
驚いたことに唯一WNKの入居者ではないメンバー。わらしーさんのご友人としてチームに参加。フリーランスでWEB広告関連の仕事をされている。
取り組んでいるのはどんなプロジェクトなんですか?
高橋:今日はお集まりいただきありがとうございます!早速ですが、プロジェクトの中心となっているまりこさん、現在どんな活動をされてるんでしょうか?
まりこさん:現在フリーランスの獣医師として、動物病院での診察だけでなく犬の皮膚病の基礎研究を進め、スキンケア文化を啓蒙する講演等を行っています。
講演だと専門知識を持った業界の人に対して行うものも多いですが、「もっと一般の人にもスキンケア文化を知ってもらうためにはどうすればいいか」といったところで、メンバーからアイデアをもらっています。
高橋:なるほど、今回のメンバーはまりこさんの「犬のスキンケア文化」を広める活動を支援するチームということですね。今、皆さん一緒に取り組んでることはありますか?
まりこさん:多くの飼い主の方にも犬のスキンケアの文化を知ってもらうために、日本各地で行われる犬フェスにイベント出店をしており、出店に向けた準備を皆に手伝ってもらっています。
イベントでは、来場してくれたワンちゃんの皮膚状態を無料で測定するブースを設け、飼い主さんに犬のスキンケアの大切さを啓蒙するだけでなく、基礎研究に向けての情報収集を行っています。
イベントの際に使用する皮膚検査用の機材は都度レンタルをしていますが、メンバーの皆にその話をしたところ、「都度レンタルではなく、購入したほうが良いね」となり、その資金面の課題をクラウドファンディングで解決するというアイデアをもらって、プロジェクトの立ち上げをやってもらいました。
>プロジェクトはこちら(外部サイト)
高橋:すごい!資金調達の方法がイマドキですね!自分ひとりだけでは出てこないアイデアがもらえるのはありがたいですね。
まりこさん:そうですね。クラウドファンディング用にリターンを考えたり、その中でグッズの作成なんかもしたんですよ~!
高橋:イベント出店やクラウドファンディングなど様々なことに取り組まれてる印象ですが、打ち合わせや意見交換はどんな風にやっているのか気になります…!
まりこさん:最初は皆WNKに住んでいましたが、いまは退去してしまったメンバーも多いので基本はオンラインでミーティングしています。GoogleMeetを使って週1程度。本業が終わった後の夜の空き時間を使ってやっていますね。
気になる皆さんのご関係性は…?
高橋:メンバーの皆さんは元々どんな関係だったのでしょう?
わらしーさん:普通に入居者として仲良かったですね。元々みんな1階のラウンジに集まってワイワイと騒ぐタイプではなく、どちらかといえば10階のバーラウンジやルーフトップでゆったりと過ごすことが多く、そこで仲良くなりました。
ゆうやさん:アウトドアが好きという共通点もあって、ルーフトップでBBQをしたりして仲が深まりましたね。
わらしーさん:アウトドア好きが講じてみんなでテントサウナを共同購入したんです!休日は購入したテントサウナを川に持って行って皆でキャンプをしたりします。
ゆうきさん:あと(まりこさんと)僕たちはWNKで知り合って2020年の2月に入籍しました。現在は清澄白河の近くにチワワのすずちゃんと3人で一緒に住んでいます。
高橋:え!おめでとうございます!!この話だけでも1つ取材させていただけそうですね。
一同:笑
わらしーさん:たかまるさんは僕が個人的に仕事のパートナーとして仲がいいのですが、ルーフトップのBBQに誘ったりするうちに皆とも仲良くなりました。
高橋:なるほど!SAだと、友達の友達がどんどん繋がっていくというというのもよくある話ですし、そこが魅力ですよね。
高橋:同じ物件内でプロジェクトチームがつくられたり、一緒に仕事をすることはよくあるんですか?
わらしーさん:人によると思いますが、僕は何回か経験があります。WEBディレクターとして仕事を受けることが多いのですが、住人の友達から仕事の相談をされたときに、せっかくだから住人内でチームを組んだら面白いんじゃないかと思って誘ったことがあります。
クライアントも、ディレクターも、デザイナーも、エンジニアも物件内で揃うなんて面白いですよね。
高橋:さすが134世帯のWNKならではという感じですね…!すごい。実際にやってみてどうでしたか?
わらしーさん:メリットが多かったです。友達スタートなので信頼関係ができているし、精神的にもそうですが、同じ建物に住んでいて物理的にも距離感が近いので、コミュニケーションがしやすい。あとは仲間と作り上げる感が感じられるのがすごく気に入っています。
きっかけは…飲み会!?
高橋:今回のプロジェクトが立ち上がったきっかけはなんですか?
わらしーさん:まだ皆が一緒に住んでいる頃に、僕が主催した「みらいハイボール」というイベントがきっかけだったと思います。
高橋:「みらいハイボール」!?どんなイベントなんですか?
わらしーさん:将来の夢や、これからやりたいこと等「みらい」の話をそれぞれがハイボールを飲みながら話す会です。飲み物はハイボールオンリーで。笑
高橋:なんだか大人な雰囲気で良さげなイベントですね。
まりこさん:そこで私が仕事の話や、これからどうしていくべきかという相談をしたんですよね。
WNK入居当初、私は獣医師として動物病院での勤務を中心に仕事をしていましたが、結婚を機にフリーランスになりました。
高橋:フリーランスのお医者さんがいらっしゃるんですね!今回初めて知りました。
まりこさん:そうですね。犬の皮膚病を専門にお仕事をしているのですが、実は犬の病気の25%は皮膚病といわれており、犬では皮膚病は非常に多い疾患の1つなんです。一方で、こんなに割合が高いにも関わらず、犬においてはヒトと同じようなスキンケア文化というのはまだまだ普及していない分野でもあります。
高橋:独立しようと思った理由はありますか?
まりこさん:はい、独立を考えたのは、優樹さんと入籍した時期です。優樹さんは獣医師ではなく一般の会社員でしたので、獣医師とは働き方も生活の時間も違っていました。ですので、今後、獣医師の仕事を続けながら、一緒に生活を送っていく上では、時間の使い方を合わせていく必要がありましたし、将来的に子供も欲しいと考えてましたので、家族との時間を優先できるような働き方を考えました。
もちろん、勤務医でも叶ったとは思いますが、結婚してからは、自分以外の家族の状況というのは自分だけでは決められない不確定な要素が沢山あると感じました。例えば、どちらかが病気になったりして休まなくてはいけないとか、子供ができた時にどうやって働いていくか…など。実際に、当時は転勤などの可能性もあったので。もし、私の働き方を変えることで解決されるなら、そうしようと思いました。また、その考え方を優樹さんが理解し、私が独立すると決断したときに、尊重し支えてくれたことも大きかったと思います。
高橋:独立にあたってはゆうきさんの存在が大きかったということですね。
まりこさん:そうですね、ただ、主人だけでなくWNK住人の後押しも大きかったと思います。フリーランスというのは孤独とか不安定とか漠然とした不安がありましたが、入居後、同世代の皆がフリーランスとして活躍している姿を見たり聞いたりすることで考え方が変わっていきました。
高橋:WNKはわらしーさんをはじめ、自営業やフリーランスの人も多く住んでいらっしゃいますもんね。
まりこさん:はい、リアルな話ですが税金のことやお金の工面なども周りの人に相談できて不安だったこともクリアになりましたし、今でも相談できるので、挑戦できたんだと思います。おかげで現在は、不安も少なく、フリーランスを生かした生活が送れていると思います。
高橋:なるほど、素晴らしいですね。そんな後押しがあるのもSAならではという感じがします。
プロジェクトチームのこれから…
高橋:今後みんなでやっていきたいことは、すでに考えていらっしゃるんですか?
まりこさん:引き続き犬のイベントの出店を積極的に行っていく予定です。一般の飼い主の方へスキンケアの手法や文化を広めていくこともできますし、実際に皮膚の状態を測定させていただき情報を蓄積していくことが基礎研究にも繋がっていくと考えています。
高橋:なるほど、積極的にイベントへ参加していくのが重要なんですね。
まりこさん:そうですね。もっともっと研究が進めば、客観的なデータを基にしたスキンケアの手法を確立していくことや、それを基に犬のスキンケアの製品の基準作りや底上げなんかにも取り組めるといいなと考えていますし、そういった先のフェーズもこのチームでチャレンジしていきたいと思っています。
高橋:素敵ですね。まりこさんの夢応援しています!
まりこさん:ありがとうございます。
SAに入居すると予想もしない様々な転機が訪れることがあります。結婚、転職やまりこさんのように独立の道を歩む方も…。きっかけの多くは、同じ時期に同じ時間を過ごした入居者さんの影響だったりします。
入居後、たくさんの刺激を受け、新たな進路に進んでいるだけでなく、それをサポートしてくれる仲間と出会えたことが、訪れた転機以上に素晴らしいことだったのかもしれません。
この記事を読んでくださっている入居検討中の方も、ぜひSAに住んで、いろんな人や価値観に触れ、自分の可能性を広げてみませんか?
(Text by Takahashi)
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