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必要なのは好奇心と少しの思い切り | ネイバーズ五反田 [インタビュー]

人生の節目をソーシャルアパートメントで過ごし、“出逢い”、“変化”、“成長”を経験した方々のストーリーを発信する「Neighbors’ stories」シリーズ。

ネイバーズ五反田にお住まいのひろきさん(左)、まおさん(右)にお話をお伺いしました。

ネイバーズ五反田は2022年8月20日にオープンしたばかり。

オープンから約5ヶ月。世帯数は30世帯とソーシャルアパートメントの中でも比較的小規模なコミュニティです。

この記事を読まれている皆様の中にも「仕事柄リモート勤務が多く、人と関わる機会が減った」、「仕事と家の往復で、単調な生活に飽きた」、「何か変えたいけど何を変えたらいいのかわからない」という気持ちを抱いている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、入居前に同じような気持ちを抱いていたひろきさん、まおさんが入居を決断した理由、入居後の変化や実際の物件の雰囲気をインタビューしてみました!

▲左:ひろきさん・右:まおさん

ーーひろきさん、まおさん、今日はよろしくお願いします!改めて自己紹介からお願いしてもいいですか?

まおさん: わかりました!まおです。IT業界に勤めていて、趣味は子供の頃から習っているクラシックバレエを今でも続けています!

ひろきさん: ひろきです。仕事はマーケティングのコンサルタントをしています。

趣味は体を鍛えることです!週3でジョイフィットに通ってます(笑)。

ーーまず、どうしてSAに興味を持ったんですか?

ひろきさん: その時住んでいた物件の更新期限が迫っていたので、ネットで調べていくなかで、ソーシャルアパートメントというめずらしい住居があることを知ったことがきっかけでした。

まおさん: わたしはInstagramの広告で知りましたね。「あ、こんな暮らし方あるんだ」と思って興味を持ちました!

ーー1人暮らしという選択肢ではなく、なぜあえてSAという暮らし方を選んだんですか?

ひろきさん: 働き方が基本的にリモートワークで、且つ仕事以外での出会いや交流を持てるきっかけが少なくなってきていることに、退屈さを覚えてきたんですよね。そこで「家にいても新しい人と出会えるなら、何か変わるかもしれない」と思って決めましたね。

まおさん: わたしもリモートワークだから人と接する機会も少なくなってきたからというのはもちろんだけど、自分とは違う業界に勤めている人とか全く別の世界で生きている人と出会いたいっていう漠然とした気持ちがあって。

「SAに住むという選択が、自分の漠然とした願望を満たせる場所なのかもしれない」と思って私は選びました。

ひろきさん: それは僕も同じですね。自分の家で他業種の人と接することで視野が広がるのかもしないという期待もありました。

ーー実際に住んでみて何か変化はありましたか?

ひろきさん: それこそ自分が入居前に期待していたことが実際に実現できていますね。

やっぱりコンサルタントという職業柄、自分一人では仕事は成り立たないと思っていて、他業種の人からアドバイスを貰えてます。

ITエンジニアの人にサーバーについてのアドバイスを貰ったり、デザイナーの人にはどうしたらもっとWebサイトの印象が良くなるかの意見を貰って仕事に活かせてますね。一人暮らしのときでは導き出せなかった答えを出せている気がします。

まおさん: 視野が広がったのはもちろんですが、説明する力も上達した気がしますね。というのも多様な業界に勤めている人たちがいて、自分の仕事を説明する機会も沢山あって、相手の知識レベルに合わせた説明ができるようになりました。他業種の人には誰が聞いても分かりやすく、同じIT業界に勤めている人には更に詳しく、という説明のグラーデーションていうんですかね?がつけられるようになりました。

ーー家にいても成長のきっかけがあるって魅力的ですね。生活面での変化はありましたか?

まおさん: すごく小さいことかもしれないけど、自分の興味を持っていることや、やりたいと思っていることを、実際に行動に移すまでのハードルが下がったんですよね。

1人では始められにくいことも、誘われてやってみる、または自分が誘ってみんなが乗ってくれて挑戦できるようになったことですね。

ーーそれは興味深いですね!具体的なエピソードはありますか?

まおさん: 全然大したことではないんですけど、特に目的地も決めずにサイクリングをするポタリングというのに興味を持っていて、都内に住んでいてサイクリングってなかなかしないじゃないですか、ましてや1人ではハードル高いですし。

でも皆とだったらできるかもしれないと思って、結局五反田~お台場まで行ったんですよね(笑)。

▲ポタリングの様子

 

ーー確かに皆んなと一緒だったらきれいな景色とかその瞬間を共有できて楽しそうですね。

少し話は戻りますが、交流のきっかけやどうやって他の入居者さんと仲を深めましたか?

ひろきさん: そうですね。僕はオープンしてから1ヶ月後に入居したので、正直めちゃくちゃドキドキでした(笑)。

引越してすぐのときは部屋の整理で忙しくバタバタしてたのもあり、ラウンジには顔を出していなくて。というのもラウンジに行く理由がないな、と思っていたのもあるんですよね。

でも、料理が好きなのもあって、料理を作りにラウンジに行ってみようと、理由をつくってラウンジに行ってみました。そしたらそこで自然と会話が弾んで、「何作ってるの?」「いい匂いするね!」とか。あとは料理好きの人が料理を振る舞ってくれて何人かで食卓を囲む機会があったり。それを繰り返していくうちにラウンジに来やすくなって。

まおさん: わたしも何かにつけて、例えば「テレビを観に行く」とか「お皿を洗いに行く」とか小さい理由をつけてラウンジに行くようにしてましたね。

 

ーー何か思い出のエピソードはありますか?

まおさん: わたしは自分の誕生日会ですね!五反田がオープンして初めての誕生日会が私の誕生日だったんです。まさか祝ってもらえるなんて思っていなくて。社会人になってから十数人も集まって祝ってくれるのってなかなか無いじゃないですか。

気持ちだけでも嬉しいのに、みんなで変わったケーキも作ってくれました!

ひろきさん: 確かに、誕生日会は月1くらいのペースで開催されてるよね。定番の交流になりつつあるかも。

ーーひろきさんはどうですか?

ひろきさん: 僕はFIFAワールドカップのスペイン戦を皆で観戦したのが思い出深いですね!

朝4時に10人くらい集まって大スクリーンで観る試合はすごく見応えありました。しかも4年に1回で、シュートの瞬間を皆で喜んだのは、いつ振り返っても感慨深いものだと思いますね。

▲サッカーワールドカップ 日本対スペイン戦をラウンジで観戦

 

ーーなるほど。お二人共ソーシャルアパートメントでの生活を楽しまれているのが伝わりました!

最後にソーシャルアパートメントに興味があるけど決断を迷っている人へなにかひとことありますか?

ひろきさん: 当たり前かもしれないけど、入居する前までどんな人がいるのか、自分はコミュニティに溶け込めるか不安しかなかったんですけど、30人もいれば少なくとも1人や2人は気の合う人がいるから今思えばそこまで不安になる必要はなかったなと思います。

全員と仲良くなる必要はないから、自分で居心地の良い場所を自分で作っていけばいいと思うんですよね。

だからあると良いのは、好奇心。好奇心と一歩踏み出す勢いというか。

まおさん: 新しい環境に飛び込んで、どっちに転んでもそれを楽しむことが大事ですよね。色んな意見を持っている人がいるから、自分の価値観や世界が広がったりすると思うんです。だからいずれにせよソーシャルアパートメントでの生活は濃い時間になりますね。

 

ーーまおさん、ひろきさん、ありがとうございました!!



(取材・文:Hayashi 撮影:Suda)

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